PISA調査、トルコの学生はOECDびりから2番目
2016年12月06日付 Hurriyet 紙


経済協力開発機構(OECD)が三年に一度行う国際学習到達度調査(PISA)2015年度調査の結果が発表された。15歳の学生が参加するこのプログラムでトルコは数学、科学、読解力で順位を落とした。この3科目において、OECD加盟国35か国のうち下から2番目となった。教育者たちは、トルコがここまで順位を落としたのは、学生があまり教育に参加していないことが原因だと考えられると話す。

経済協力開発機構(OECD)が3年に一度行われる国際学習到達度調査(PISA)の2015年の結果が発表された。トルコは、72か国のうち15歳の学生54万人が参加したプログラムで点数を大きく落とした。数学、科学、そして読解力の3科目で、2012年のPISA調査より順位を7つも落とした。最も順位を落としたのは読解力と科学であり、順位を9つ落とした。およそ50点も点数が落ちた。3つの科目でOECD加盟国35か国の間で下から二番目の順位となった。教育者はこの理由について、過去3年間で多くの学生が教育に参加していないことが原因だと考えられると話す。2009年には57%、2012年は68%との結果が出たPISAテストで、15歳の学生の範囲指数は2015年は70%に到達した。専門家によると、平均点は下がった。また、今年度の問題はいつもより難しかったことも可能性として考えられると強調した。
トルコから187校、5895人の学生が参加したPISAで全科目で大きく点数を落とした。大きく順位を落とした。科学と読解力では9つも順位を落とした。2012年度のPISAでは463点で43位だったが、2015年度では425点で52位となった。国語に関しても2012年度PISAで475点、41位を記録していたものの、今回は428点で50位となった。いくつかの科目ではアルバニアやモルドバのような国の後ろに並んだ。

■トルコは平均点以下に位置している

トルコは3年前の同プログラムでOECDの平均に近づいていたにも関わらず2015年度のPISAでこの成長を大きく後退させた。2012年度PISAでは60か国が参加したプログラムで、2015年度は72か国が参加した。2015年度PISAの世界平均は以下のようである。科学と読解力が493点、数学は490点と落ちた。2012年度PISAの平均は科学が501点、読解力が496点、数学は494点だった。トルコは3科目すべてでOECDの平均点に達しなかった。しかし今年はほぼすべての国で点数が落ちた。専門家はこれを、増加する国の数と2015年度PISAの問題が難しくなったことにも関係すると話している。

■学生100人のうち、2人は素晴らしい成績である

トルコで数学、科学、読解の平均に比べ素晴らしい成績を残した学生は1.6%いる。これはOECDの平均である15.3%と比べるととてもかけ離れている。3科目で、トルコの学生の31.2%は低いレベルの成績であった。つまり、学生の3人に1人は2015年度PISAの最も低い点数のカテゴリーに位置しているということである。OECDの13%は平均のほぼ3倍となったトルコは、加盟国の中でメキシコと共に最も低いパフォーマンスのうちの一つとなった。順位の上に来るのはシンガポールや香港などのような国であり、高いレベルの成績を残した学生は40%であるのに対し、低いレベルの成績を残したのは10%にも上らなかった。

理科に関して、トルコで低いレベルの成績を残した生徒のうち、女子生徒は42.9%だったのに対して、男子生徒は46%だった。これは、15歳レベルの女子学生の方がより成績が良いことを示す。読解力でも女子生徒の方が優秀であった。低いレベルの成績を残した男子生徒は46.1%だったのに対し女子生徒は33.9%であった。しかし数学ではこれが反対であった。女子生徒の55.8%が低いレベルの成績を残したが男子は49.3%だけだった。

■シンガポールが圧倒した

シンガポールは3科目で最も高い平均点を記録した。今年は中国から北京、上海、江蘇、広東地域が代表となったため、上海は3科目でも一番に輝いたシンガポールにかなわなかった。2015年度PISAでは日本、エストニア、フィンランド、カナダも良い記録を残した。

■PISAとは?

OECDが行う国際学習到達度調査(PISA)は、三年に一度15歳の学生、つまり高校生を対象としている。2000年から始まったPISAに、トルコは2006年から参加している。2015年度PISAでは72か国、54万人の学生が数学、科学、読解力の3科目のテストを受ける。学生はこの科目をパソコンで、穴埋め問題と質問に対して答えを選ぶ形式の問題二種類に答える。

■トルコからは5895人の学生が参加

2015年度PISAにはトルコから187の学校から5895人の学生が参加した。PISA試験では学生はただ彼らの学習到達度を図る。この他には学生らの経済的、文化的そして社会分野での状態も含まれた様々なアンケートと分析が行われる。恵まれない環境の学生の教育状態から難民の学習到達度まで、その国の教育システムに関するデータを公開している。2015年度PISAに関し昨日、二つのレポートが公開された。2017年にはフィナンシャル・リテラシーと協力をベースとする問題解決のように15歳の学生のこれらの分野における充足度を測ったデータも定期的に公開される。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:41712 )