IS、トルコ公的機関を標的に
2016年12月09日付 Milliyet紙


テロ組織であるイスラム国(IS)の間でトルコ語を含む9言語で刊行されている雑誌『ルーミーヤ』の今月号で、焼殺は許容されるとする法的意見(ファトワ)が出された。この間、ISにトルコ軍兵士2人が捕らわれていることが伝えられた。

■ISから恐ろしいファトワ:焼殺は許容される

 雑誌には焼殺が許容されるとするファトワも掲載され、焼殺について次のような表現が用いられた。「ああ、アッラーに反逆する兵士ども!真にお前らが我々の兄弟たちを焼き殺したように、我々もお前らを焼き殺してやる。お前たちが我々の子たちを孤児としたように、我々もお前たちの子たちを孤児にしてやる。お前たちが我々の母親の目を涙で満たしたように、我々もお前らの母親の目を涙で満たしてやる。お前らが我々の女たちを未亡人としたように、我々もお前らの女たちを未亡人にしてやる。もし、焼き殺されるのが嫌ならば、アッラーの反逆者の兵士を辞めるのだ。自身にある冒涜と多神教への信心から逃れ、我々との戦いから離れることだ。ある悪事で返ってくるものは、同様の悪事である(同害復讐)[シューラー40章]。我々は、異教徒と背信者が我々との戦いから手を引くよう何度も警告してきた。彼らは毎回、我々と戦うために送り出され、戦いに出来る限りの助力をしてきた。」

 ISは自身を批判する作家や思想家を脅迫し、次のように述べた。「テレビに出て我々を批判する思想家、作家、無礼者には次のように言いたい。もし、お前らに少しでも良心があるのなら、ISを批判し悪く言う前に、自分の国が行った不正行為を伝えろ。ISの殺し方を批判する前に、自国の軍隊が行った我々の殺し方を批判しろ。言葉をISに向ける前に、アッラーへの反逆者や残虐な者どもが我々に行ったことを語れ。」

■トルコ大使館・領事館をターゲットに

 また、ISの新しいスポークスマン、アブー・ハサン・アル=ムハージルは、トルコ政府のあらゆる施設に対して攻撃を呼びかけた。

 アル=ムハージルは、「おお、あらゆる場所にいる敬虔なるムスリムたち!おお、忠実なるムスリムたち!おお、同志たちよ!シリアでアッラーの信仰と戦うため、光を消し去るため、下層の、恵みなき者たちを集めるこの呪われし者は、その手をムスリムの血で染め、ムスリムの信仰と家族を軽蔑し、人か石かを区別することなく家々を破壊し、家々は住民の頭上へと崩れ落ちた。ゆえに我々は、忠実なるムスリムたちに、背教者で世俗主義のトルコ政府の全ての組織、警察組織、軍隊、経済施設、メディア、さらには全世界の町でこれの大使館や領事館を標的にするよう呼びかける」と語った。

■トルコ軍兵士2人についての声明

 テロ組織は、人質となっているトルコ軍兵士2人を捕らえたとも伝えた。

ISは次のような声明を出した。「カリフ軍は、[ヒジュラ暦の]サフェル月29日に『アル・バーブ』の町の西方にある『アッダナ』村付近で背教者のトルコ軍兵士を捕らえた。」

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(翻訳者:貝瀬雅典)
(記事ID:41724)