第二の爆発はマチカ公園での自爆テロ
2016年12月11日付 Hurriyet 紙


ドルマバフチェ地区のボーダフォン・アリーナスタジアムにおいて昨夜、ベシクタシュ対ブルサスポルの試合終了1時間半後にタクスィム側「ベレシュテペ」として知られる区域でテロリストが警察に爆弾攻撃を仕掛けた。また、同時多発的にマチカ公園でも2度目の爆発が発生した。

ドルマバフチェ地区のボーダフォン・アリーナで開催されたベシクタシュ対ブルサスポル戦には、8年越しにブルサスポルのサポーターらもスタンド席で観戦しており、このため安全対策が強化されていた。午後21時の試合終了とともに、まずはベシクタシュ側のサポーターからスタジアムより退場し、その後、新設スタンド席で観戦していたブルサスポルのサポーターもスタジアムから退出。退出時に緑と白のチームカラーの集団にいかなる事故も起こらぬよう、新設スタンド席のギュムシュスユ側では機動警察隊員が厳戒警備体制を敷いていた。

■2度目の爆発はマチカ公園

ブルサスポルのサポーターもスタジアムから離れた後、機動警察はスタジアムに来たイスタンブル交通公社のバス数台の前で集まっている際に爆弾を積んだ車両による自爆攻撃が仕掛けられた。22時29分にギュムシュスユ通りのスタジアムへと下る勾配で発生した爆発の音はイスタンブル全域から確認された。また、この爆発の後、マチカ方面でも2度目の爆発があり、これも自爆攻撃であるといわれている。事件現場には多数の救急車と消防車が駆けつけた。また周辺ではビル数棟で窓ガラスが割れた。

ギュムシュスユ、マチカ地域では、陸上でも海上でも安全対策レベルが最高に引き上げられ、警察ヘリコプターが間断なく巡回していた。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:41736 )