独ダイムラー社やボッシュ社、トルコでの工場投資拡大
2016年12月17日付 Milliyet 紙


ダイムラー社のエッカート・フォン・クレーデン(Eckhardt von Klaeden)副社長は、メルセデスベンツのトルコにおける投資が10億ユーロに達し、アクサライのトラック工場にさらに2億ユーロの投資をすると発表した。

また、ボッシュ社のトルコ・中東法人のスティーブン・ヤング社長は、同社の最先端設備はトルコにあると述べ、投資拡大を目標としていると語った。

EU省が「トルコ-EU民間団体ミーティング」と題してベルリンで開催した会議には、ドイツとトルコの経済界とNGOが集結した。会議はマスコミに非公開で行われ、オメル・チェリキEU相がトルコとドイツのビジネスマン及びNGOに対し、政策を説明した。

チェリキEU相は、トルコはEU入りの目標を諦めておらず、投資家がこのことを考慮に入れてトルコを評価し、投資を続ける必要があると強調。「トルコは長い歴史でずっとヨーロッパの国だった。そしてこの100年間は、ヨーロッパの強力な民主主義国だ」と述べた。

■共に歩んでいる

会議で調整役を務めたTOBB(トルコ商工会議所連合)とトルコ-EU共同諮問委員会のリファト・ヒサルジュクルオール代表は、トルコ-ドイツ間の経済関係の重要性を指摘し、こう語った。
「両国の貿易高は350億ドルで、ドイツはトルコにとって最大の貿易相手だ。ドイツの友人からのトルコへの投資は130億ユーロに達した。つまり、相互投資においてもドイツは最も重要な相手だ。トルコの実業家によるドイツへの直接投資は18億ユーロとなった。さらに重要なのは、ドイツに住むトルコ系三世の動きだ。ドイツにはトルコ-ドイツが共同出資した企業が9万6千社ある。これらの企業は50万人を雇用しており、年間売上高は500億ユーロに達している。」

ヒサルジュクルオール代表は、トルコ労働組合連合のエルギュン・アタライ会長とTESK(トルコ中小事業者連合)のベンデヴィ・パランドケン会長を紹介し、次のように語った。
「私たちはトルコの雇用主、労働者、そしてNGOとして、ヨーロッパ大陸の平和と安定が続き、EUの価値が高まり、広まったEUを求めている。我々経済界は、基本的な問題に挑むにあたり、EUを身近な同志だと考えている。政治的な関係は、時に緊張が高まっても、経済関係の面ではドイツとトルコは共に歩いているのだ。」

■私たちが1売ればドイツは2売っている

TİM(トルコ輸出業者会議)のメフメト・ビュユクエクシ代表は2国間の貿易収支を指し、「両国の取引はほとんどドイツに利するものだ。我々がドイツに1売ればドイツは我々に2売っている。ドイツの友はこれを忘れてはならない」と述べた。

ダイムラー社のクレーデン副社長は、あらゆるマイナス要素にもかかわらずメルセデスベンツはトルコでの投資を続けていると説明し、「イスタンブルのホシュデレではバスを、アクサライ市ではトラックを生産している。わが社のトルコでの投資は総額10億ユーロに達した。アクサライのトラック工場にはさらに2億ユーロの投資をしている。トルコに工場を置くことに満足している」と語った。

クレーデン副社長はトルコを単なる現地市場としてではなく、同時に外へ開けるための玄関口として見ていると述べ、「トルコは私たちにとってただの生産拠点ではなく、同時にR&D(研究開発)拠点となっている」と語った。

ボッシュ社のトルコ・中東法人のヤング代表も、耐久消費財と自動車周辺産業製品において最も近代的な設備がブルサ、ゲブゼ、チェルケズキョイの各県にあり、ボッシュグループはトルコで2万7千人の雇用を創出していると語った。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:41780 )