アジアとヨーロッパを結ぶユーラシア・トンネル、通行開始
2016年12月22日付 Hurriyet 紙


ユーラシア・トンネルが今朝より通行可能となった。交通渋滞を大幅に緩和すると期待されるこのトンネルは、現在、毎日午前7時から午後9時まで通行可能になる予定だ。では、ユーラシア・トンネルのルートはどこから始まっているのか?出入り口はどこになるのか?トンネル料金はいくらか?ユーラシア・トンネルについて様々なことが注目されている!

ユーラシア・トンネルの通行が今朝より可能となった。12月21日に利用開始が期待されていたが、信号の工事が完了しなかったため、トンネルはその日には通行出来なかったが、本日初めて通行開始となった。トンネルについて非常に多くの問題が改めて明るみに出た。ユーラシア・トンネルの通路、通行料金、出入り口といった非常に多くの問題に国民が注目した。以下がトンネルについて注目されている点だ!

ユーラシア・トンネルは、大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンによって火曜日に開通式が執り行われたものの、信号工事が完了しないせいで通行出来なかった。しかし初の通行がカズルチェシュメ入口とギョズテペ入口で午前7時より同時に始まった。

■ドライバーたちに花束と鍵

ドライバーは午前7時にトンネルを利用し始めた。フロートが撤去され車両の通行が可能になり、ユーラシア・トンエルを初めて利用するドライバーらには花や安全のパンフレット、キーホルダーがプレゼントされた。

■100分から15分に

カズルチェシュメーギョズテペルートで利用開始になったユーラシア・トンネルのおかげで2大陸間の移動が100分から15分に短縮される。

トンネル内での最高速度は時速70kmであると発表され、ユーラシア通行料金は正月まで一般車両は15トルコリラ、ミニバスは22.50トルコリラの予定である。

ファーティフ・スルタン・メフメト橋と7月15日にシェヒットレル橋の渋滞を大幅に緩和することが期待されるこのトンネルは、現在、毎日午前7時から午後9時まで利用可能になる予定だ。トンネルは2017年1月30日以降は24時間利用可能になる見込みである。

ユーラシア・トンネルによって1日10万から12万両の車両が通行することが予測されている。

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( 翻訳者:市野太音 )
( 記事ID:41809 )