大学入試統一試験成績不良者の出願制限、教育学部へも
2016年12月22日付 Cumhuriyet紙

学部決定試験(LYS)の得点で上位24万人に入らなかった受験者は、教員養成プログラムに出願できなくなる。大学入試統一試験(YGS)を基準に登録される教員養成プログラムも、基準がLYSに変更される。

建築学部、工学部、医学部、法学部では以前から入学試験で採用されていた足切りのシステムが、教育学部に関しても導入された。高等教育機構(YÖK)のサラチ委員長は「教員養成プログラムはYGSの得点によって学生を集めていたが、その基準がLYSの得点に変更される。足切りシステムの導入は、LYSの得点によって学生を受け入れるプログラムのためでもある。この足切りシステムの値は、上位24万人だ。点数がそれに届かなかった者は、もはやこのプログラムへの入学はできなくなる」と述べた。サラチ委員長は、神学部に関してもLYSの得点を入学の基準にするという構想を述べた。

ntv.com.trのニュースによると、YÖKの委員長であるイェクタ・サラチ教授は、この施策に関して論評を行っている。サラチ委員長の発言の要点は以下のようである。

■4797人の追放

(大学におけるFETÖ=フェトフッラー系テロ組織に対する作戦)非常事態に基づく諸政令の3つによって、3850人の研究者と947人の職員、合計4797人が大学から追放された。またこれに関連して、3025人の研究者・職員が職務を停止させられた。このうち1079人が職務に復帰した一方、 1946人が今でも職務に復帰できていない。

■医学部と法学部における制限

あるプログラムでは、教育学を教え続けるために必要とされる質を担保しなければならない。また、一クラスの学生は同等のレベルである必要もある。医学部と法学部では昨年、10万人の割り当てに対して10万1000人の学生を入学させた。我々はそれを4万人まで減らし、結果医学部に入学した学生は3万1000人だった。大成功だったし、思っていた以上の成功だった。法学部では、36万5000人の学生を受け入れていたが、そこでも我々が適用した規則で、その数を15万人に制限した。

■教員養成プログラムに制限

今年は教員養成プログラムに関して、2つの重要な決定を下した。1つめは、足切り制度の導入だ。2つ目は、学生を受け入れるやり方を、従来のやり方、つまりYGSから新しいやり方、つまりLYSに移行することだ。足切りの人数は24万だと公表している。YGSによって学生を受け入れていたプログラムは、 同じ内容のLYSの点数によって学生を受け入れることになる。もはや、すべての教育プログラムはLYSを基準に学生を受け入れることになる。

■教育学部の構造再編

第64・65代政府の計画に入れられる形で、教育学部の学科と専攻の区分が再編された。この変更は最近完了した。教育学部は96あるが、このうち78は国立大学、18は私立大学である。これらの教育学部における学生数は約20万人であり、年間に4万8000人の定員がある。

■神学部には足切りなし

教員を生み出す基であるもうひとつの学部は、神学部である。何年も神学部の定員は、第1段階ではなく第2段階、つまりLYSによって集めることを望んでいた。この要求には前向きな形で答えた。

■システム変更はなし

高等教育機構では、大学入試のシステム変更、試験免除での入学、TEOG(初等教育から中等教育への移行システム)を大学進学時に使うことに関するいかなる作業も行われていない。この件に関するニュースで扱われたように、他省となんら折衝は行われていない。他方この種のうその情報が、試験の前に受験者に悪い影響を与えている。

■記述式を支持

記述式問題は、長期にわたって世論の話題を占めている。我々は徐々に記述式に移行することを支持している。つまり一定の計算が達する結果を記す、または名前あるいは年号を問うところの二次試験では記述式は少なくなるだろう。つまり、学生を不安に追いやりはしない、おそらくある年号あるいは数字的に明確な結果は、計算をそこに符号化する形で、あるいは問題の解決過程を紙に記して見られることはない。つまり社会科学・歴史で、ある年号を問う際に符号化を要する問題は僅かであろう。

■どの教員養成プログラムが影響を受けるのか?

教員養成プログラムに制限が導入されるのに伴いYGSによって入学が決定される学科は、その入学基準をLYSの得点に変更する。サラチ委員長の発表によると、コンピューター・教育科学教職課程はYGS-1の得点からMF-1の得点へ、体育教育・スポーツ教育プログラムはYGS-6から TM-2へ、化学教職課程はYGS-2からMF-3へ、就学前教職課程はYGS-5からTS-1へ、特別教育教職課程はYGS-4から TS-1へと移行される。

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(翻訳者:神谷亮平)
(記事ID:41812)