イラク:治安部隊の検問所手前で自爆テロ発生
2016年12月24日付 al-Hayat 紙

■ディヤーラー県での自爆テロで1名死亡、4名負傷

【ドバイ:本紙】

『イラク通信社』が伝えたところによると、今日(土曜日)イラク首都バグダード東部のディヤーラー県の県都バアクーバにあるハーリス区で、自動車爆弾を用いた自爆テロが発生した。第一報によると1名が死亡、4名が負傷した。

今回の事件は、バスラ作戦指導部所管治安部隊が昨日クルナ郡で治安作戦を実施し、誘拐されていたディヤーラー県の住民1名を解放したのち発生した。ある消息筋によると「今回の作戦は諜報活動による情報をもとに実施された」という。

ハーリス郡の警察署長のイハーブ・アリー氏は「自動車爆弾を運転していた自爆者は東側からハーリス郡の入口に突入しようとした」と述べた。さらに「ハーリス郡東部の入口の保護を任された治安部隊は自動車爆弾が来たのではと疑い、同車の進行を阻止しようとした。そのため、自爆者は検問所に到達する前に自動車を爆破した」と付言した。

さらにアリー氏は「この爆発で偶然その場に居合わせた民間人1名が死亡、他4名が負傷した。別の攻撃が来ることを見越して、ハーリス郡の全ての出入口が封鎖された」と指摘した。8:00(グリニッジ時間)まで、今回の爆破についていかなる方面からも自認の声は出ていない。

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( 翻訳者:若松南菜子 )
( 記事ID:41823 )