ジャーナリスト・アフメト・シュク、FETO・PKKプロパガンダで逮捕
2016年12月31日付 Hurriyet 紙


記事やツイッター上で「テロ組織のプロパガンダを行い、」「トルコ共和国、司法機関、軍や警察組織を公に貶めた」容疑で先日拘留されたジャーナリストのアフメト・シュク氏が昨日、出廷させられた法廷の決定で逮捕された。
 
ジュムフリイェット紙の記者だったシュク氏は、メディア犯罪局のファフレティン・ケマル・イェルリ検察官に対し証言した。一方、イェルリ検察官はシュク氏に対し、シュク氏の11のツイートと新聞記事に関して質問をした。シュク氏は、出廷した非番刑事犯罪司法局により逮捕された。
 
政府内におけるギュレン派コミュニティの構造を解説した本を出版した理由でギュレン組織の標的となり、ねつ造された証拠により1年間拘留されたことのあるシュク氏の今回の逮捕容疑に関して、法廷は以下のように述べた。

 「…容疑者がPKK(クルディスタン労働者党)とフェトフッラー派・パラレル国家構造の武装テロ組織両方のプロパガンダをしたという容疑を説明するにあたって、2つの組織が異なるため、矛盾するように見える。しかし、7月15日のクーデター未遂の後の捜査と一般に知られている情報を鑑みると、外国の資金に頼るこの両組織が互いにクーデターまでの過程と及びその後において、協調して行動していることが明らかになっている。この理由から、容疑者が両方の組織のプロパガンダとして行った記事やツイッター上の発表は矛盾するものではなく、また、同様の目的で行っている・・・。」

■ 逮捕されたジャーナリストの写真

「私はジャーナリスト。」運動の呼び掛けに応じて100人を超えるジャーナリストが集まり、拘留されている同業の仲間に向けて、応援の写真を撮っていた。ポストカードとしても出されたこの写真に写るアフメト・シュク氏は撮影の1日後に捕まった。

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( 翻訳者:章 由実 )
( 記事ID:41861 )