12月17日カイセリ・テロ、軍兵士4人を含む23人逮捕
2017年01月12日付 Hurriyet 紙


カイセリで非番に出た兵士を狙ったテロ攻撃に関する調査において逮捕された23人が裁判所に送致された。容疑者達は後ろ手に手錠をかけられ、靴紐を取り除かれているのが目撃された。容疑者達の中には、攻撃の対象となった特殊旅団の兵士4人も含まれていることが判明している。この兵士4人はPKKのプロパガンダと、機密情報漏洩を行った可能性があると見られている。逮捕された23人が裁判所に送致された。

■裁判所に送致された

12月17日に外出した兵士へ実行された爆弾テロ攻撃の後に、市バスの運転手を含む23人の逮捕者が裁判所へ送致された。

2016年12月17日にカイセリ第一特殊旅団から外出した兵士を乗せたバスに対して行われた爆弾テロ攻撃において14人の兵士が死亡し、55人の兵士が負傷した。攻撃の後警察のテロ対策局の職員によって行われた捜査により、29人が逮捕された。

逮捕された29人のうち6人は調査の後に釈放されたが、23人は調査が終了した後、今晩裁判所へ送致された。

■バスの運転手と車両の持ち主も逮捕された

逮捕された23人のうち、テロ攻撃において負傷した市バスの運転手であるH.E.、攻撃に使われた爆弾を乗せた車両に指紋が見つかりディヤルバクルで逮捕されたK.C.、シャンルウルファで逮捕された車両の持ち主であるM.Y.と攻撃を実行したテロリストから身元が明らかになったメフメト・Oとテロリストを幇助し、匿ったとしてアダナで逮捕された4人の容疑者とテロ実行犯の母親が逮捕された。

テロ対策局の職員が行なった捜査によって逮捕されたものの中には第一特殊旅団に所属し、PKKのプロパガンダを行ったと知られる4人の兵士も含まれる。

逮捕された容疑者の中に、攻撃の対象とされた第一特殊旅団司令部に所属する兵士4人も含まれることが明らかになった。事件よりも以前に除隊したものも含んだ3千人に近い兵士を調査したテロ対策局は4人の兵士を逮捕したこと、逮捕された兵士たちがPKKのプロパガンダを行い、外出する兵士たちが旅団の内部に入った市バスに乗って市の中心へ出ていくことに関する情報を漏えいさせた可能性があると考えられていることが明らかになった。 

カイセリで2016年12月17日に爆弾を積載した車両によって行われたテロ攻撃により14人の兵士が死亡し、55人が負傷した。市バスの運転手であるH.E.、攻撃において爆発した車両で指紋が見つかりディヤルバクルで逮捕されたK.C.、シャンルウルファで逮捕された車両の持ち主であるM.Y.と攻撃を実行したテロ犯の所持していた身分証の本当の持ち主メフメト・Oとテロリストを幇助し、匿ったと証言しアダナで逮捕された4人の容疑者を含んだ29人の容疑者が逮捕された。

攻撃を実行したテロリストは、シャンルウルファで盗んだことが明らかになった、71の番号が書かれた1組の偽のナンバープレートを付けた軽ワゴンでアダナからカイセリへ移動したことが明らかになった。

■4人が釈放された

カイセリの攻撃に関して当直裁判所へ起訴された23人の容疑者のうち4人が釈放された。釈放された4人のうちテロ実行犯の母親も含まれていることが明らかになった。

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( 翻訳者:奥村 茜 )
( 記事ID:41954 )