アスタナで、ロシア・トルコ・イランが共同声明
2017年01月24日付 Hurriyet紙

トルコ・ロシア・イランは、アスタナでシリアに関する会議の結果について共同声明をおこなった。シリアにおける停戦監視についてトルコ、ロシア、イランの三カ国による体制をつくることを発表した。ジュネーブでのシリア会議への反体制武装グループの代表の参加についても合意した。

カザフスタンの首都アスタナで行われたシリアに関する会議は開催国(カザフスタン)のカイラット・アブドラフマノフ外務大臣が共同声明を読み上げ閉会した。

同声明によれば、シリアでの停戦監視についてトルコ、ロシア、イランの三カ国による体制をつくる。三カ国はジュネーブで2月8日に開かれる次のシリア会議への反体制武装グル―プの代表者の参加と国連安全保障理事会決議2254の順守についても合意した。

アブドラフマノフ外務大臣は、(シリアの)危機は国連安保理決議2254を順守した政治プロセスによってのみ解決されると語り、(それが)停戦体制を強化し、(停戦)違反を最小限に抑え、暴力を減らし、信頼を高め、2014年の国連安保理決議2165を適用しての人道的アクセスが迅速に滞りなくおこなわれること、そして、シリアにおける民間人の保護と自由な移動を確保することに貢献することになると述べた。

■イスラム国とヌスラへの共同介入を強調

アブドラフマノフ外務大臣は、過激派テロ組織イスラム国とヌスラ戦線に対し共同介入すること、そして(ほかの)武装反体制グループをこれらと区別する決定を改めて表明し、交渉プロセスを国連安保理決議2254に適合させて再び始めるため緊急に尽力をつくす必要があることを強調した。
共同声明では、国連主導のジュネーブ会議も支持する決定をおこない、シリア危機は軍事的解決では終結させられないとした。
同外相の会見の間、会議に参加したトルコ、ロシア、イランの代表団も同席した。トルコ代表団のセダト・オナル外務省副次官が議長を務めた。
アナトリア通信のアスタナ会議の参加者による情報によれば、トルコ、ロシア、イランでつくる三カ国体制は瞬時の追跡で届いた情報により、迅速に確認がなされ、攻撃を止めるために双方に影響力を行使することが期待される。

■アサド政権の代表団は承認

アサド政権の代表団は同声明を歓迎した。シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、アスタナでの会議を「成功」として捉え、同声明を支持するという。
ロイター通信の報道によれば、ジャアファリーシリア国連代表は、「結果として、全員が同意した文書についてコンセンサスが得られている」と述べた。

■反体制派は満足していない

しかし、ロイター通信に語ったシリアの反体制派の代表は公開された声明に満足していない」と話した。

匿名希望の同代表は、「イランがいくつかの地域で軍事攻撃を先導しており、数千のシリア人が居場所を追い出され、血を流している」と語った。反体制派は同声明を承認しないと話す別の使節団代表も、トルコが交渉で弱く、反体制派の立場を守れなかったと話した。

以下、略

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(翻訳者:岸田圭司)
(記事ID:42035)