メイ・エルドアン会談―英土貿易目標は200億ドル
2017年01月29日付 Milliyet紙


メイ英首相を歓待したエルドアン大統領は、「貿易額を最初の段階で200億ドルにすることを目標として掲げた。英国側にこれを提案した」と述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領と英国のテリーザ・メイ首相は、昨日大統領府で重要な会談を行った。会談では、キプロス、シリア、イラクを始めとする地域の問題や、政治、軍事、経済を始めとする2国間関係が取り上げられ、会談の後エルドアン大統領は「我々は、多国籍軍とトルコの協力を今後のプロセスにおいてまったく別のコンセプトに位置づけようと望んでいる。今後のプロセスはトルコ・英国間で今までとまったく異なる位置づけになると信じている」と述べた。

■「共通の行動」

メイ英首相は、トルコが7月15日に民主主義を守ったと述べ、「トルコがこの民主主義を現在も続けていること、法の優越と国際的な人権の義務を履行すること、そしてこれを続けることが非常に重要だ」と述べた。エルドアン大統領は、アメリカのドナルド・トランプ大統領とホワイトハウスで会談を行った後直接トルコにやってきたメイ首相を昨日大統領府で歓待した。エルドアン大統領とメイ首相は約3時間20分に渡る長く重要な会談を行った。食事会の後に行われた共同会見で、エルドアン大統領は次のように述べた。

■我々は団結している

メイ首相と二者間の会談も代表団間の食事会での会談も、両国にとって有益なものとなると信じている。この会談で政治的、軍事、経済、貿易、文化の面でのこの地域のあらゆる問題や、テロとの戦いについて話し合う機会を得た。政治の点ではすでにトルコ・英国は現時点で共同の行動を行う能力を持っている2国だ。軍事に関しては、NATO加盟国の2国として常に団結している。このように我々の取り組みは続いている。今後のプロセスにおいて何ができるのか、同時に軍需産業においてどのような共同の対策が取りうるのかを話し合う機会を得た。今後のプロセスは、トルコ・英国間でこれまでとまったく異なる位置付けになると信じている。」

■「受け入れた」

・目標は200億ドル:特に経済分野でも現在156億ドルに達している貿易額を最初の段階で200億ドルに引き上げることを目標としていることを我々は発表した。彼らに私もこれを提案し、このステップを踏み出すと述べた。我々の間の戦略的パートナーシップについては、2010年に踏み出した。このステップが今後のプロセスにおいて発展しながら続き、両国間で滞りなく毎年何を行ったか、何を行っているか、今後何を行うかということを両国の担当者が大臣級、首脳級で続けられることが適切になると信じている。この点についてもすでに我々は受け入れた。もう1つの重要なステップは、トルコ・英国間での協力を各分野、特にエネルギー分野において熱心な協力を行うことが可能だ。軍需産業において私は多くの分野で協力を行っており、現在JSKの点でプロジェクトの事業に踏み出される一歩は非常に重要だ。

■「重要な進展」

・構想の違い:これらと同時に、無人偵察機(İHA)に関して踏み出されるステップについて話し合う機会を得た。ここでの決意は喜ばしいものだった。もう1つのステップ、あるトルコ企業が英国で大変に重要な入札を勝ち取り、ボートを作ることになったことは重要な進展だ。同時に、トルコの企業が英国市場に参入したことも喜ばしいことだ。今後のプロセスにおいて英国とトルコにおける投資は大いに喜ばしいものとなるだろう。メイ首相もこの意図と決意を持っていることがわかった。地域にはシリアとイラクがあり、この問題はトルコ・英国間で非常に重要だ。多国籍軍とトルコの協力を今後のプロセスにおいてより異なるコンセプトに据えることを我々は望んでいる。

・キプロス、アスタナ:アスタナ会談のプロセスを評価する機会を得た。我々の間で評価を行った。今度はジュネーヴでの交渉がある。ジュネーヴのプロセスについて話し合った。もう1つの重要なステップはソマリアとキプロス問題だ。なぜならご存知のように3つの保証を負う国家がトルコ、英国、ギリシャだからだ。キプロスで今後何ができるのか、どのようなステップを踏み出しうるのか、これらを我々の間で話し合う機会を得た。私は我々の投じたステップを本当に嬉しく思う。今後のプロセスにおいてもこの成功が続くと信じている。常に情報機関と治安組織双方のそれぞれと話し合いを行うことによってこのプロセスが強化されつつ続くと信じている。

■メイ首相:有益だった、やることがたくさんある

英国のメイ首相はスピーチで、会談が非常に有益だったと述べた。メイ首相は次のように述べた。
「両者の間で、非常に有益な会談となった。トルコは当然ながら連合王国の非常に古い友人の1つだ。我々の関係の歴史に目を向けると、400年の歴史がある。将来も非常に多くのことを行うことができる。我々は、この根本となる関係の上に新たな段階を置くことを望んでいる。あなた方は7月15日に民主主義を守った。大きな戦いを示した。トルコがこの民主主義を現在も続けること、法の優越と国際的な人権の義務を履行すること、そしてこれを続けることが非常に重要だ。政府はすでにこれを約束している。

今日我々は重要な議題に言及した。キプロス問題に着手した。キプロス問題を我々が引き受けることが話題となった。我々はこの問題の解決を見つけることを望んでいる。シリア問題でISに対しともに戦うことも話し合われた。シリアにおける和平条件を作り上げようと努めている。我々の行っている試みを民間航空の安全の分野で強化したいと考えている。教育と情報共有のプログラムが実現されることによって、これを行う。大統領は2国間の貿易の発展に言及した。我々はこれに着手し、両国で現在の関係をより進展した段階に移すことを望んでいる。これに関しても、実行した場合これが両国の利益となると信じている。
両国をより裕福でより好調にすると信じている。貿易関係をより深めるため、共同事業グループを形成する。さまざまな議題を今日話しあった。これらの会談に関して、おそらくこれらすべてのベースとなる重要なことは以下の点だ。トルコと連合王国は現在の関係をより進展させなければならない。この関係の元となる過去にも言及した。将来もこれらを必要な形で利用することができる。」

■「内に平和、外に平和を盛り立てよう」

連合王国のテリーザ・メイ首相は、トルコへの公式訪問を実現させ、その中でアタテュルク廟を訪問した。メイ首相は、アタテュルク廟訪問の際、アタテュルクの霊廟に花輪を置き、アタテュルク廟の記名帳に署名した。メイ首相は記名帳に、「現代のトルコの創設者をここに祈念することは私にとって非常に光栄なことである。アタテュルクの『内に平和、外に平和』の夢を実現させるための努力を盛り立てよう」と記した。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:42071)