世界銀行、シリア難民児童へ教育プロジェクト開始
2017年01月31日付 Cumhuriyet紙


世界銀行、国民教育省、災害緊急事態対策庁、EU、ドイツ復興金融公庫は、合同でトルコ難民基金の中の学校建設計画を開始することを明らかにした。

世界銀行、国民教育省、災害緊急事態対策省、EU、ドイツ復興金融公庫は、合同で「トルコ難民基金の中の学校建設計画」を開始することを明らかにした。発表によると、EUから融資を受け、ドイツ復興金融公庫とともに世界銀行により実施される「トルコ難民基金における学校建設計画」は、優先的諸県で被災を支える教育基盤を広げることを通じて一時保護を受けるシリア人と同時にホスト社会のために教育へのアクセスを増やす営みの中でトルコを支えることを目的としている。

トルコ難民基金の一環で欧州委員会により得られた寄付により賄われる15億ユーロ(15億941万ドル)に及ぶ融資によって、世界銀行と災害緊急事態対策庁の協力下で建設不動産住宅庁を通じて国民教育省が実施する受取手により進められるワクフ基金を監督する。

■南東部及び南部諸県へ集中する

計画は、基本的に学齢期の、一時的保護を受けているシリア人の人口の大部分が居住しており、トルコで現在最も多い教育を受けていないシリア人たちを抱えるアダナ、メルスィン、ハタイ、キリス、カフラマンマラシュ、オスマニイェといった南東部及び南部諸県へ中心的に集中される。それに加えて、 計画は、かなりの数の一時的保護シリア人を抱え、郡レベルで最も教育を受けていないシリア人が多い、イスタンブル、アンカラ、ブルサ、イズミル、 コンヤ、カイセリにおける教育基盤投資を確保するだろう。

計画は、トルコに暮らすシリア人の子供たちをトルコの学校へ統合していく政策を実行する助けとなる補助的教育機関を作ることを目的としていて、直接の受益者は、現在のところ教育を受けられない一時的保護を受けるシリア人と地方のトルコ人たちになるだろう。

世界銀行が運営する15億ユーロに及ぶEUの融資支援とともに、国民教育省は約56の特別かつ補助公的教育機関を設立し、4万以上の直接受益者が生まれる。計画は、一時的保護のシリア人と特定のホスト社会の学生たちのために特別公教育機関へのアクセスを容易するのみでなく、社会全体が利益を受けられる補助公教育機関を設立する。計画には3つの構成要素がある。(a)学校のインフラ投資支援(b)質の高い教育環境の拡大(c)インフラのために計画運営と技術的容量の形成受容度。

■「トルコは世界で一番難民を抱えている国である」

発表で見解を明らかにした世界銀行トルコ代表ヨハネス・ズット氏は、「今日トルコは世界で最も多くの難民を抱える国であり、この難民の約280万人はシリア人です。今日まで、トルコ政府と国民がこの難民の大部分を登録し、家を見つけ、最低限の健康と教育サービスを受けられるよう努力をしてきました。多くの避難民が地元の学校に集中する原因となり、難民であろうがなかろうが、子供たちが将来仕事を得るために必要な教育を受けるのが遅延しないようにするために、教育機会を増やすことは、現在かなり危機的な状態です」と述べた。

ズット氏は加えて以下のことを強調した「世界銀行は、シリア人難民の子供たちと、ホストであるトルコ社会における子供たちが将来仕事を見つけられる、そしてトルコの社会・経済生活に貢献するような学校の建設のため、政府とEUとともに事業に当たれることを喜ばしく思っています。」

計画の始まりに際し、世界銀行ヨーロッパ・中央アジア地域都市・災害リスク対策部局長デヴィット・スィスレン氏は次のように述べた。

「地域にとり複雑な発展へ困難を投げかけているシリア人難民危機で、今後の先例を作り出しているトルコの営みに協力できることに嬉しく思います。何故ならトルコはこの危機から最も影響を受ける国情にあるからです。一般的な災害リスク分野でトルコとともに25年間続けてきた協力の一環で健全な学校プログラムをもってシリア人の子供たちを再び学校へ行かせることに貢献できるでしょう。」

発表の後半では次のように述べた。「提案された計画は、世界銀行グループがトルコへの対して継続している国家合同戦略(2012−2016)に則している。件の戦略は、三つの基本戦略目的と軸を持っています。(a)競争力と雇用の増加(b)平等性と公共サービスの改善(c)持続可能な発展の追求。当計画は加えて、トルコへ対する指標的戦略白書(2014-2020)に沿っています。特に、雇用と労働力市場の需要に対応することや、正規雇用の可能性を生みだすことも含めて、社会の保全と社会統合政策の活動を増大させ、社会的対話の改善、教育機会を増やし、その質を向上せることで、より包括的社会の発展に関わる部門の目的を完遂する、『教育、雇用、社会政策部門』を支援をしております。」

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(翻訳者:岩田和馬)
(記事ID:42081)