メルケル首相、野党リーダーと会見
2017年02月02日付 Milliyet紙


ドイツのメルケル宰相と、共和人民党(以下、CHP)ケマル・クルチダルオール党首は会談し、トルコ-EU関係の継続に賛同するが、EUを発端とするいくつかの誤りが生じているとし、「ダブルスタンダードに終止符を打たなければならない」と述べた。

共和人民党(以下、CHP)のケマル・クルチダルオール党首とドイツのメルケル首相は、在アンカラ独大使公邸で、約50分会談した。同会談には、同党のオズドゥルク・ユルマズ副党首も参加した。同党党首は、党としてトルコ-EU関係の継続に賛成していると強調したが、その手続きの中で公正発展党政権のみならずEUを発端とするいくつかの誤りが生じているとし、「ダブルスタンダードに終止符をうたなければならない」と述べたことが明らかにされた。クルチダルオール党首が、トルコ‐EU関係について、「欧州民主主義への参加を期待している」と述べたとされた。メルケル首相は、「我々は民主主義を支持している」と答えたことが明らかにされた。

■民主主義を支持

入手した情報では、メルケル宰相は、クルチダルオール党首が独誌に対して語った、訪問が内政の具とならないようとの趣旨の声明に触れ、「あなた方と特に会って話がしたかった。あなたが出した声明を読んだ。クーデター後及び非常事態令後のプロセス、憲法変更案に関する検討を重視している」と述べた。

クルチダルオール党首が「我々はクーデター計画に反対の立場である。非常事態宣言には反対で、民主主義を支持していた。非常事態政令(KHK)で国家再構築が形をなした。140人を超えるジャーナリストが拘束された。メディアに対する酷い検閲が始まった。集会、デモ行進は制限された。このことを、我々は受け入れることが出来ない」と述べたことがわかった。

会談では、メルケル首相が、憲法改正案に関する国民投票に向けたCHPの見解、非常事態宣言下での国民投票実施をどのように評価するか質問したことが明らかにされた。情報では、クルチダルオール党首は下記の通り述べた。

「否定の結果が出るよう、我々は全力で取り組む。この点につき、十分な条件がある。必ずやそうなろう。ただ、非常事態宣言下で国民投票が健全にできるとは思わない。 首相は、非常事態宣言前の最初の会談で、1ヵ月半~2ヵ月程の期間非常事態が続くと言っていたが、3回目である。非常事態は、一刻も早く撤廃されねばならない。ただ、それでも全て民主的な手法により案に反対する。たとえば、憲法に関する審議が国会で続く中、議会活動の放映を責務とするトルコ国営放送は、国会審議ではなく下部リーグのサッカーを放映していた。困難な状況ではあるが、あらゆる手段を用いる」。

会談では、メルケル首相が、ユルマズ副党首が中東で任務を務めたことに触れ、シリア、イラクの近況につき意見交換を行ったとされた。

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(翻訳者:山根卓朗)
(記事ID:42098)