ロシア・トルコ共同投資基金、設立へ―今日、首脳会談
2017年03月09日付 Hurriyet紙


エルドアン大統領は今日、プーチン・ロシア大統領とのトルコ・ロシア首脳級会談で、経済、技術、文化の各分野で数多くの協定を締結する。ロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相は、目玉はロシア投資基金とトルコ資産・投資基金の間で共同基金設立の覚書に署名することだと語った。

 ロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相は今日、モスクワでのトルコ・ロシア首脳級会談で協定を数多く準備していると述べ、その目玉はロシア投資基金とトルコ資産・投資基金の間で共同基金設立の覚書に署名することだと語った。レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は今日、ウラジミール・プー チン・ロシア大統領と首脳会談に臨む。同日の訪問で、ロシア‐トルコ間で貿易、文化関連の協定に数多く調印する予定だ。会談についてロシアのノヴァク・エ ネルギー相は、トルコ‐ロシア間の貿易、経済分野での連携が、これまでの負の出来事を段階的に回復していくだろうと強調した。また、「この会談の共同担当者、ニハト・ゼイベクチ経済相とともに、あらゆる分野での連携を進めるため非常に良好な情報交換を行っている。去年の両国間における貿易の落ち込みを、双方の利 を確保する形で再び回復させていかなければならない」と語った。

■3年間の連携

 ノヴァク大臣は、会談では、二国間で2017~2020年にわたる中期的な貿易、経済、科学、文化各分野の連携プログラムに調印すると話し、「会談で調印される一連の協定はまだある。例えば、経済団体の間で、農業、工業での二国間貿易の障害を取り除く取り組みが続いている」と語った。また、トルコ・ロシアの文化・観光省間で調印する協定により、2019年に二国間で互いに文化・観光年を宣言することに触れ、トルコの天然ガス・パイプラインプロジェクトをスケジュールに沿って進めていくと述べた。大臣は、「プロジェクトでのトルコとの連携には感謝する。第一のパイプライン建設に必要な法的な下地は全て整っている状況だ。第二パイプラインの建設で合意したオールシーズ社は、パイプラインの敷設において世界最新の装備を使用する予定だ」と 語った。

■第二パイプラインでの決定

 ノヴァク大臣は、第二パイプラインは2019年末に敷設を開始するとし、次のように述べた。「現在、ロシア・トルコ間では、トルコ‐ギリシャ間国境に到達する第二パイプラインについてスケジュールやルートを議論している。ギリシャのDEPAやイタリアのエディソン社とともに、ポセイドン・パイプラインを使ってイタリアに天然ガスを送るべく調査を行っている。南東ヨーロッパのハンガリーやセルビアのような国々が、このプロジェクトに関心を示していると聞き及んでいる。もし天然ガスの取得について、分量やスケジュールの保証がなされれば、トルコ・ロシア間で行っている協定の枠で第二パイプライン建設の決定がすぐにでも下されるだろう。」

■農産物への規制解除

 ビナリ・ユルドゥルム首相とロシアのディミトリ・メドベージェフ首相の電話会談で、メドベージェフ首相は農産物数品目についてトルコからロシアへの輸出を許可する法令に署名したと伝えた。首相府からの情報によると、ユルドゥルム首相は外遊中の北キプロスで、メドベージェフ・ロシア首相と先方の要請で電話会談を行った。また、貿易、交通、農業、輸送といった議題のほか、関税、エネルギー、ビザ発給についても取り上げ、メドベージェフ・ロシア首相は農産物数品目についてトルコからロシアへの輸出を許可する法令に署名したと述べた。地中海生鮮農産物輸出業協会のアリ・カヴァク議長は、規制はトマト、ぶどう、いちご、 カボチャ、ざくろに及んでいるが、未だに公式な情報は得ていないと話した。また、前記産品の中でカボチャは、ロシア向け農産物のうち50%を占めていると話し た。

■アックユは2023年に間に合う

 ノヴァク首相は、アックユ原子力発電所がトルコとロシアの関係に大きな重要性を持つと強調し、必要な許可をトルコ側が与えれば、プロジェクトはトルコ共和国100周年に間に合うだろうと話した。プロジェクトでロシアと有意義な交渉が進んでいることにトルコに対して謝意を示し、「投資家にとってさらに魅力的になるよう、プロジェクトが戦略的投資価値を持つようにしたい。両政府の合意に沿う形で、プロジェクトにトルコの投資家を取り込んでいきたい」と語った。

また、ロシアとしては、トルコとエネルギー資源の開拓や生産で連携することに期待を持っていると述べ、「トルコと生産、開拓の分野で有益なプロジェクトが生まれれば、ロシアの企業は注目して検討していくだろう」と語った。ノヴァク大臣は、トルコのガス供給システムが順調であると述べ、地下天然ガス埋蔵量への投資が、トルコの天然ガス消費の変動に対応する可能性を大きくすると話した。

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(翻訳者:貝瀬雅典)
(記事ID:42269)