メルケル独首相、ナチのたとえに反発
2017年03月10日付 Cumhuriyet紙


アンゲラ・メルケル独首相は、トルコに関して声明を発表した。メルケル首相は「トルコは私たちの大切なパートナーであるが、ナチの時代を示唆する発言はやめるべきだ。ナチと比較をされるのは極めて遺憾である」と述べた。

 ドイツ議会でメルケル首相は、エルドアン大統領の発言について言及した。メルケル首相はエルドアン大統領がトルコの閣僚たちがドイツで国民投票の宣伝をすることが許されなかったことをナチの活動に例えたことに言及した。

 トルコとの関係を「困難だが重要」と論評したメルケル首相は、ナチスとの比較を遺憾であると発言した。この種の発言が無根拠でコメントに値しないと述べたメルケル首相は、これが収束するよう促した。

 メルケル独首相は「トルコ内部の緊張がドイツに持ち込まれないよう全力を尽くす」と発言した。

メルケル首相は「ドイツの現行の法律や規則の中で、トルコの政治家がドイツで集会を行うことは可能であると考えている。もちろん、適切な時期に、正確かつ明白に伝え、許可が得られた場合」と話した。

 発言の中で、トルコにおける報道の自由を批判したメルケル首相は、ドイツが思想の自由、報道の自由、集会・表現の自由を重視することに触れ、 政府として勾留中の『ヴェルト紙』記者であるデニズ・ユジェル氏が釈放されるよう努力を続ける、と述べた。

 ドイツで生活するトルコ国民に「あなたたちは我々の社会の一部である」と呼びかけたメルケル首相は、トルコにおける政治的衝突がドイツにもたらされ、社会的秩序が壊されることは許されないと主張した。「さあ、共生を続けよう、足りない部分があれば正そう。私たちはそれを望んでいるのである」 と述べた。

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(翻訳者:前口翠里)
(記事ID:42275)