オランダ、トルコ閣僚の随行員逮捕、国外追放?
2017年03月12日付 Hurriyet紙


オランダでのスキャンダルを受けてイスタンブルに帰国したファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ大臣が、顛末を説明した。トルコ領事館立ち入りの許可が与えられず、何時間も待たされた後警察の護衛のもとドイツに移送されたカヤ大臣は、「我々は非人道的、非倫理的な扱いを受けた。代理公使が逮捕された。顧問と5人のチームが逮捕された。オランダ警察の護衛でドイツ国境にある警察センターに連れて行かれた。そこの警察センターで1時間半待たされた」と述べた。

ファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ家族社会政策大臣は、オランダとの間で起こった外交危機の後、帰国したイスタンブル・アタテュルク空港で会見を開いた。サヤン大臣と同行の使節団はドイツのケルン・ボン空港を出発し特別機でイスタンブルに移動し、12時頃イスタンブルに到着した。サヤン大臣は、ベラト・アルバイラク・エネルギー天然資源大臣、セリム・テムルジAKPイスタンブル県支部長とともにメディア関係者の前に立ち、昨夜(11日)の顛末を説明した。

■「有権者と会うためにオランダに行った」

ファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ家族社会政策大臣は、4月16日の国民投票に関連した催しに出席するためオランダに向かったと説明し、「外交官パスポートを所持する大臣として我が国の有権者と会うためにオランダに行った。市民と我が国の領土である領事館の建物で会うために行った。このために私たちが許可を得る必要はない。領事館の土地は国の土地とされている。私はトルコ共和国政府の領土でトルコ共和国の国民である有権者と会うために、また4月16日の国民投票が、大統領制が何をもたらすかを説明するために行った。オランダの内政に干渉する意図はもちろんない」と述べた。

■「警察は我々の前で人の壁を築き立ち入りを認めなかった」

サヤン・カヤ大臣は、昨夜の顛末を次のように説明した。「国民と会うために領事館に行ったが、30メートル手前で車に止められた。警察が領事館の建物への立ち入りを許可しなかった。領事も領事館の建物から出て我々のそばに来ることが許されなかった。数時間その状態で、警察が我々の前に人の壁を築きそこから領事館に行くことも引き返すことも認められなかった。しかし警察の同行でドイツに行くならば引き返すことを認めた。非人道的で非倫理的な扱いを受けた。民主主義に、自由に、表現の自由に言及しているオランダで実に辛い夜を過ごした。代理公使が逮捕され、顧問と5人のチームも逮捕された。オランダ警察の同行でドイツ国境にある警察センターに連れて行かれた。そこの警察センターで1時間半待たされた」と述べた。

■「非常に失礼で強硬な扱いにさらされた」

サヤン・カヤ大臣は、次のように話を続けた。「非常に失礼で強硬な扱いを受けた。いつも女性の権利に言及し、トルコで女性たちにどのようにふるまうべきかを我々に教えようとしているヨーロッパが、女性大臣にこのような妨害を行うことも非常に見苦しいことだ。国境で1時間半待たされた後ドイツ総領事館の車に乗り、ドイツに移動した。飛行機に乗りここに戻った。この態度が看過されないことが必要だと信じている。これは反民主的な措置だ。私たちはオランダにトルコ国民と会うために、大統領制が何をもたらすかそれを説明するために行っている。表現の自由、集会の自由が踏みにじられた。オランダで昨夜自由がペンディングにされた。我々と会うためにやって来た人々に非人道的な妨害があった。彼らに対して馬や犬で攻撃された。メディア関係者にもひどい扱いが行われた。オランダでは昨夜1日で非常事態(OHAL)が宣言された。我々は7月15日に卑劣なクーデター未遂を経験し、7月15日以降非常事態を宣言した。法律に則った形で宣言された非常事態を西洋は常に問いただし、未だにし続けている。クーデター未遂以降宣言されたOHALを非難する西洋は、ある夜女性大臣が国民と自国の領土とされる領事館の建物で会うことに対し非常事態を宣言した。国民に強硬な扱いをした。我々はこの起こったこと全てを非難する。西洋の敏感で良心的な政治家たちもこの出来事に目を向け、心から非難すると声を上げて言及すること、外交的にも人道的にも慣習に反しているこの振る舞いが世界中で避難されることが必要であると考えている。最も基本的な人間の要求が満たされることが満たされなかった。もう一度言うが、オランダが行ったことは人権にも民主主義にも自由にも適していない。あらゆる自由が昨日一時停止された。一国の大臣をありえない形で追い出した。もう一度非難する。」

■昨夜何が起きたのか?

オランダでファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ大臣がトルコ領事館に立ち入ることを許可されなかった。約5時間続いた待機の後、カヤ大臣は、オランダ警察の護衛でドイツに移動させられた。オランダ警察は、領事館の前に集まった人々を妨害した。まずカヤ大臣の護衛数人が逮捕され、ドイツに移送された。警察は、大臣を車から降ろさせようとし、車を牽引するためにクレーン車vincが持ってこられた。その後、カヤ大臣は警察の同行でドイツに送られた。カヤ大臣は、「このファシスト的な行いに対し民主主義の名のもと世界が態度を明確にすることが必要だ。女性大臣に行われたこの扱いは決して認められない」と述べた。カヤ大臣は、今朝(12日)、アキフ・チャアタイ・クルチ青年スポーツ大臣のために確保されていた特別機でドイツのケルン・ボン空港からイスタンブルに移動した。

■逮捕された護衛はドイツに移送

在ロッテルダム総領事館に入ることが許可されなかったカヤ大臣の護衛がまず逮捕された。護衛らは、2台の車で総領事館近くの捕まった場所から遠ざけられ、ドイツに移送されたということが知らされた。

■まずクレーンが持ってこられた

その後、警察はファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ大臣を車から出させようとし、カヤ大臣が抵抗したためクレーン付きの牽引車を用意し、車を無理やり牽引しようとした。これに対し車の鍵を開けざるをえなくなったカヤ大臣は、他の車で事件現場から移送された。

約5時間に渡って総領事館周辺に集まった数千人の人々との面会を待ったカヤ大臣は、ドイツに警察の護衛に同行されて移動させられたことが明らかにされた。一方、トルコの在ロッテルダム総領事館の前では抗議活動が続いた。

■カヤ大臣:ドイツに移送されている

カヤ大臣は事件に関して、「民主主義と人道の価値が踏みにじられ、ナイメーヘン国境からドイツに移送されている。全トルコ市民の名においてこれを非難する。このファシスト的な行いに対し民主主義の名において世界が態度を明確にする必要がある。女性大臣に行われたこの扱いは決して認められない」と述べた。カヤ大臣は、ソーシャルメディアのツイッターアカウントを通して説明を行い、トルコの在ロッテルダム総領事館への立ち入りが認められなかったことについて最新の状況を共有した。

カヤ大臣は、「民主主義と人道の価値が踏みにじられ、ナイメーヘン国境からドイツに移送されている。私は全トルコ国民の名においてこれを非難する。このファシスト的な行いに対し民主主義の名において世界が態度を明確にする必要がある。女性大臣に行われたこの扱いは決して認められない」と発言した。

ファトマ・ベチュル・サヤン・カヤ家族社会政策大臣は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州の州都デュッセルドルフに行った。カヤ大臣は、デュッセルドルフのインターコンチネンタルホテルで夜を過ごした。

■カヤ大臣、今朝イスタンブルに移動

カヤ大臣は、いくつかのプログラムに出席するためベルリンにいたアキフ・チャアタイ・クルチ青年スポーツ大臣のために用意されていた特別機でドイツのケルン・ボン空港からイスタンブルに移動した。カヤ大臣が空港から離れた際、トルコのヒュセイン・エムレ・エンギン在ケルン総領事も見送った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:永山明子)
(記事ID:42284)