サウジアラビア:世界で活躍するサウジ女性たち(1)
2017年03月01日付 al-Hayat紙


■「ロケット」を製造し、「遺伝子」を設計し、数十億リヤルを投資するサウジ女性たち(1)

【リヤド:本紙】

外科手術を必要としない、光による人体内の医療手術を可能にする新しい方法を発明するサウジ女性。ガン治療のための遺伝子地図を作製するサウジ女性。ロケットを製造し、宇宙に打ち上げるサウジ女性。偉大なビジネスマンたちにその名を並べるサウジ女性――彼女たちは皆、数十億リヤルを、サウジアラビアのみならず世界中に投資している。

サウジ女性はここ数年、国内的のみならず世界的レベルで指導的地位に就くことができるようになり、医学や工学、財界など多くの分野で世界的な賞を受賞している。

医学分野では、ある医師がSNSでガーダ・ムタイリー教授について、「今日の世界における女性の天才の一人だ。ガーダ・ムタイリー以後の医学はおそらく、それ以前とは完全に違ったものになるだろう。30歳の女性教授だ」として、彼女が同分野で成し遂げた業績や発明に言及し、〔その名を〕広めた。

ムタイリー氏は、アメリカ合衆国で科学発明分野における高位の賞〔NIH director's new innovator Award in 2009]を獲得した。この賞は最も優れた研究プロジェクトに対して授与され、彼女が発明した、外科手術を必要としない、光による人体内の医療手術を可能にする新技術を対象とした。また、アメリカ議会は、彼女の発明を2012年にアメリカで成し遂げられた最も重要な4つの発明の一つに選出した。

ムタイリー氏は、アメリカのオレゴン州ポートランドで、サウジ人留学生の父の許に生まれた。〔サウジアラビアの〕ジッダで高等教育を修了し、大学進学のため渡米した後、1997年にロサンゼルスに移り、オクシデンタル大学理学部化学科を卒業した。

そしてカリフォルニア大学バ―クレー校の生化学で修士論文を完成させ、化学工学でカリフォルニア州から博士課程の奨学金を得た。これまで数十の論文を発表し、学術書『ナノテクノロジー』を公刊した。同書は、世界の多数の言語に翻訳されている。現在は、カリフォルニア大学サンディエゴ校薬理学部准教授を務めている。

(2に続く)

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(翻訳者:藤木郁理)
(記事ID:42294)