ギュレン師、カナダに移住?
2017年03月30日付 Hurriyet紙


ギュレン派・テロ組織(FETÖ)に関連し作成された機密諜報機関報告書において、組織の首謀者フェトフッラー・ギュレン氏が現在暮らす米国ペンシルベニア州の土地売却のため、組織幹部に対し指示を出したことが明らかにされた。同報告書によると、ギュレン氏はカナダへの移住の準備を行っているという。トルコから逃亡した組織のメンバーが、行き先で組織の再編に動いていることが強調された。

国家諜報局関係者によると、3月25日付で作成され、国のトップにも提出された報告書には衝撃的な決定が記載されている。報告書によると、FETÖの首謀者フェトフッラー・ギュレン氏は、カナダへの移住を準備しているとされている。


■国のトップに提出されたFETO報告書:農地は売却準備中

2016年7月15日のクーデター未遂後、組織内の多数の上級幹部が欧州各国に逃亡したという同報告書では、「組織の首謀者が『欧州で組織再編』の指示を出し、組織メンバーが、各国で再編に向かい、多くの欧州各国で組織が実質的な活動を行っている」との記載がなされた。報告書では、アフリカ諸国でも影響力が続いていると強調し、捜査・逮捕令状がでていて、逃亡している組織のメンバーが、これらの国々に行き、再編に向かっているとされた。

■「互いに会ってはならぬ」命令

報告書では、刑務所内でFETÖ組織メンバーが懐柔されたり自白しないよう活動を行っていることも明らかにされ、「組織の首謀者(ギュレン)から、組織の上級幹部へ、刑務所内の拘束者の家族に支援を行い、月額1,500~2,000トルコリラを支援し、国際宅配便で家族に届けるよう指示がなされている」と記載されている。

ギュレン氏が、トルコの『秘密の』組織のメンバーに対し「互いに会ってはならぬ、通信機を使用してはならぬ、表に現れてはいけない」と警告し、機会があれば、トルコから離れるよう指示していたことが分かった。

報告書では、ギュレン氏が組織の上級幹部陣に対し、現在暮らしているペンシルバニアの農地売却のため指示を出していたとし、「当該の売却手続きが土地を保有するのが財団であるため上手くいっておらず、テロリストのリーダーがカナダに移住する準備を行っており、カナダでそのために土地が購入され、組織の上級幹部陣がカナダに移動し始めた」との主張が掲載された。

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(翻訳者:山根卓朗)
(記事ID:42387)