ポケモンゴーに打つ手なし
2017年04月02日付 Hurriyet紙


トルコはかつて、『ピカチュウ』問題を抱えていた。ピカチュウという名のポケモンキャラクターに過度にのめり込んだ一部の子供たちは、自分も飛ぼうとして、大なり小なりの事故が起きた。このことも、政府がポケモン戦略を探る理由となった。

我が国はまたも似た状態になりつつある。今回は、ヒーロー「ポケモン」の21世紀版であるポケモンGOだ…

知らない人のためにこのゲームについて要約しよう。スマートフォンを使ってオンラインで「拡張現実(AR)」技術によって遊ぶことができるこのアプリの目的は、現実世界で特定の場所へ行き、そこにいる架空のポケモンキャラクターを捕まえることだ。

ヒュッリイェト紙議会報道記者のトゥラン・ユルマズ氏が編集した情報は、ポケモンGOにより起きた問題が、TBMM(トルコ大国民議会)の議題になるほど大きくなったことを示している。

アッティラ・シャーヒン・チャルシュカンという名前の一般民は、国会請願委員会にポケモンGOに関する苦情を申し立てた。

■内閣「有害だが…」

申し立てでは、深刻な危険について特筆された。子供たちが近所の家や通りにいる全てのバーチャルポケモンを捕まえると、ゲームはさらに遠いところへ行くことを提案してくる。これは、子供たちの命の安全を危険に投じかねず、悪巧みする人々が悪用しかねないと強調された。訴えを議題に取り上げた委員会が、この苦情を家族社会政策大臣に伝えたところ、「有害だが対策はあまりない」という趣旨の返答が来たそうだ。そして以下がその返答の詳細だ。

国民の苦情で規制が求められている有害なゲームの製作会社の、トルコにおける公式、法的、商業的代弁者はいない。

苦情が申し立てられたゲームについては多くの見解があり、更には、このゲームに特化した詳細な研究や、公的専門家による報告はない。現在の意見の大部分は、依存の危険性と、個人情報の保護の欠陥に集中している。

■テクノロジーの急速な発展

子供たちがメディアやインターネット上のゲームやプログラムに惑わされないように、必要な対策を講じ、検討するために、児童福祉総局によって調査班が設けられた。この班のメンバーも参加して行われた集会では、「ポケモンGO」について、双方向型のすべてのゲームと同じように、このゲームにも子供が様々な危険に身を晒しかねないと判断された。しかしゲームを禁止することで、想定される危険が取り除かれるなどということは不可能だと評価されている。

テクノロジーの急速な発展と様々なルートでの市場への浸透で、これと似たようなゲームを子供たちが入手するのを容易にしている。

内閣からこの返答が来ると、トルコ大国民議会の請願委員会は、他にできる手続きはないと判断した。我々が理解できるのは、危険性と有害性が明確に見えても、ポケモンGOに反対する任務と責任は、ただ家族にかかってくるということだ…

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(翻訳者:川田知果)
(記事ID:42405)