ギュレン派捜査釈放決定の裁判官ら45人、担当はずれる
2017年04月03日付 Hurriyet 紙


裁判官・検察官高等委員会によってフェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造捜査の一環で、45人の裁判官と検察官たちが職務を追放された。フェトフッラー派テロ組織のメディアに関する裁判で、釈放を決定した裁判官二人が停職処分となった。この問題について発言をした法務大臣ベキル・ボズダー氏は「停職処分にするということは、職務を解くということだ。」と述べた。

裁判官・検察官高等委員会によって、フェトフッラー派のメディア組織に関してそのうち26人がすでに拘留されている、計29人の被告人が受けている裁判で、21の被告人の釈放を決定したイスタンブル第25重罪裁判所判事団と裁判検察官は、一時的に担当を外された。

■「停職処分にするということは、職務を解くということだ」

問題に関して発言を行った法務大臣ベキル・ボズダー氏は「停職処分にするということは、職務を解くということだ」と述べた。

■一度は釈放、だがその後再び逮捕の決定

釈放の決定を受けた21人の被告人のうち13人はほかの捜査の一環で、8人は検察の異議申し立てを受けて再び逮捕された。訴訟で身柄を拘束されずに裁判を受けている釈放された13人、歌手のアティッラ・アタシュ氏、新聞記者のアリ・アックシュ氏、エルカン・アジャル氏、ヒュセイン・アイドゥン氏、ムラト・アクソイ氏、セイト・クルチュ氏、イェトキン・ユルドゥズ氏、ギョクチェ・フラト・チュルハオール氏、ヤクプ・チェティン氏、ビュンヤミン・キョセリ氏、ジハン・ジャル氏、アブドゥッラー・クルチ氏、そしてオウズ・ウスルエル氏らは、イスタンブル県共和国首席検事局の指示で、「憲法体制の転覆を企てたこと」「トルコ共和国を排除しようと企てたこと」の罪で再び逮捕される決定が下された。
一方で残りの8人に関しては、釈放に対して上級裁判所に不服申し立てを行った共和国検察官の異議申し立てを審議した第26重罪裁判所は、アフメト・メミシュ氏、バイラム・カヤ氏、ジェマル・アズミ・カルヨンジュ氏、ジュマ・ウルス氏、ハビブ・ギュレル氏、ハリル・イブラヒム・バルタ氏、ビュシュラ・エルダル氏、そしてムハッメド・サイト・クロール氏らに関して、逮捕する目的で身柄を確保する決定を下した。

8人の被告人は、刑務所の出口で身柄確保の決定に従って裁判所に移送されるために身柄を拘束された。

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( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:42413 )