シェンゲン域内への入国コントロール、厳重化
2017年04月07日付 Hurriyet 紙


以前、EU圏内に住む人々は、パスポートかIDカードを提示することでシェンゲン域を通過することができた。一方で、EU圏外の国々の人間は厳重な入国コントロールのみが適用されていた。新しい適用によって、シェンゲン域への陸・空・海路で入国及び出国する全ての通行人は厳しいコントロールを通されることになるだろう。

■きわめて厳重な入国コントロールに

入国コントロールでは、通行人の情報はシェンゲンの情報システム、インターポール、その他様々な警察のデータベースに照会されるだろう。パスポートの期限、入国と出国の日付と旅行した国が慎重に調査される。
コントロールが国境で非常に混雑し、遅れの理由になりうる場合では、「疑わしい」人物が特定され、コントロースルを受ける可能性がある。
この適用により、多くの国境地点で長い列が形成される可能性があり、これによる通行者の遅れへの対策が必要であるという警告がなされた。
ユーロポールのデータによると、2013年から2015年においてEU圏に住む約五千人が、イラクやシリアのような紛争地域に渡り、イスラム国のようなテロ組織に参加した。これらの人々がヨーロッパで攻撃を起こすことが恐れられている。

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( 翻訳者:前口翠里 )
( 記事ID:42432 )