アフメト・チュルク氏「権力集中に反対」
2017年04月11日付 Cumhuriyet紙


解任された元マルディン広域市市長アフメト・チュルク氏は「我々は世界中で、たった一人の人物が支配した多くの国々を知っている。サダム・フセインの支配したイラク、アサドの支配したシリア、カダフィーの支配したリビア、ムバラクの支配したエジプト。結果どうなったかと言えば、今日、多くの国民が非常に苦しい生活を余儀なくされている。
独裁という考え方のせいで悲劇がおきている。我々は、だから、独裁に反対する」と述べた。


国民の民主主義党(HDP)と民主的諸地域党(DBP)が共同で行った、バトマンでの国民投票集会に、元マルディン広域市市長アフメト・チュルク氏、HDPアンカラ選出国会議員スッル・スュレイヤ・オンデル氏、DBP共同党首グルジハン・シムシェキ、バトマン選出国会議員M・アリ・アスラン氏とアイシェ・アジャル・バシャラン氏が参加した。集会で演説したアフメト・チュルク氏は、自身が長年政界にいること多くの重要な事件と80年クーデターを体験したと語り、以下を述べた。

「今日も、彼らはその政治を、あの牢獄をもたらそうと願っている。我々は1994年から95年に我々は破壊された村々と、容疑者がみつかっていない殺人の、目撃者となった。民主主義闘争は時に断絶したにせよ、足かせはなかった。今日、我々はまた別の地点にいる、もはや今、市民の未来、子どもや孫たちの未来に足かせをはかせようとしている。我々の名前、市民の名のもとに1人の人物が決める。つまり、あるたった1人の人物の口から出た言葉が、法になる、憲法になるのだ。事態は以上の通りだ。ああ、今日、AKP支持者がここにいてくれたら良いのに。彼らも、これが我々の意思を引き渡すことになるのだと知っていたら良いのに。我々は世界中で、たった一人が支配した多くの国々を知っている。サダム・フセインの支配したイラク、アサドの支配したシリア、カダフィーの支配したリビア、ムバラクの支配したエジプト。結果どうなったかと言えば、今日、多くの国民が非常に苦しい生活を余儀なくされている。独裁という考え方のせいで悲劇がおきている。我々は、だから、独裁に反対する。みんなもう一度考えてくれたまえ。本当に我々の未来を決定付ける国民投票を良心に照らして見てくれ」と述べた。

■「我々は誰の敵でもない」

アフメト・チュルク氏は、AKPは全国民を対立させる政策をトルコの政治にもたらしたと述べ、次のように続けた。
「我々はともに民主主義の伝統を基本としている。このような観点に立っている。我々は人間だ。独立した状態だ。誰かの敵ではない。我々の願いは、圧政に苦しむことのない、人びとが手に手をを取り合える未来を実現させることだ。どうかこの事が理解できない人びとの所へ行き、ドアをノックし、私たちの明日を暗闇に変える決定から、彼らをひっかさせよ。彼らを説得するのだ。私は信じている。説得するために出発し、気持ちを話せば、説得できない相手などいないと。だからもしクルド人居住区で力強い「ノー」が出てこないとしたら、我々の力不足だ。この国土で「イエス」票が投じられると、明日は大統領と首相が出てきて「あんなことしてきたけど、クルド人は私を支持した」と言うだろう。そしてこのことをトルコにも、世界にも発信するだろう。『クルド人は何の問題も抱えていない。ほら、こんなにも賛成票が集まっているのだから』と。」

■オンデル氏:誰がこの市民の意思に足かせを与えられるというのか

HDPアンカラ選出国会議員スッル・スュレイヤ・オンデル氏はといえば、未来は自分たちの手中にあること、この国民投票は選挙よりもずっと重要で決定的であることを述べ、次のように語った。「若かったころは過ぎ去った。ひどい殺戮が起きた。それでも退かない。我々はあなた方に何を与えられるだろう。もはや自分たちの自治体すらない。我々とともにいることは、それは警官の暴力、催涙ガス、爆弾、牢獄、圧政、死を意味している。それなのに、これだけの市民がどんな妨害にも負けず、この場を埋め尽くしているのだから、人は熟考すべきではないのか。ここには「誇り」の問題だ。我々は人々が協力し、共に生きることを望んでいる。そのためにこうしている。我々は観せられるであろう映画を予告編を観た。誰がこの市民の意思に足かせを与えられるというのか?「より民主的になる」と言う。何が民主的なのか言えもしない。100の自治体を略奪しておきながら、民主主義と宣わっている。」

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(翻訳者:大嶽真梨子)
(記事ID:42466)