イスタンブルに地下鉄新5路線―イスタンブル市発表
2017年04月21日付 Hurriyet紙


イスタンブル広域市(İBB)のトプバシュ市長は、イスタンブル市民に新たに5路線の地下鉄を建設するという朗報を伝えた。トプバシュ市長は、2016年度の年報が賛成多数で可決されたİBB 市議会にて行った演説の中で、入札プロセスを終えたイスタンブルでの新地下鉄路線が、近々着工に入ると発表した。

新地下鉄路線が、バシャクシェヒル・カヤシェヒル間やバージュラル・キラズル・キュチュクチェクメ・ハルカル間、カイナルジャ・ペンディク・トゥズラ間、チェクメキョイ・タシュデレン・スルタンベイリ間、そしてウムラニイェ・アタシェヒル・ギョズテペ間をつなぐことになると発表したトプバシュ市長は、「当初は6路線を入札にかけたが、その内1路線については異議が出たため現在待ったがかかった状態だ」と述べた。

■無人運転の地下鉄

建設中の地下鉄路線は180kmもの距離になると述べたカーディル・トプバシュ市長は、2012年6月に基礎工事が行われ38ヶ月かけて完成する予定であったが、未だ開通していないウスキュダル・ウムラニイェ・チェクメキョイ路線の遅延の理由について、予測不能な技術的問題によると述べた。路線の安全性を高めるという観点から、無人運転で工事を行っていること、そしてこの技術がトルコでは初めて用いられたものであると話したトプバシュ市長は、以下のように発言した。「試験運転はすでに3ヶ月も続いている。そのため、ウスキュダル・ウムラニイェ・チェクメキョイ路線は工事が遅延している。このようなメカニズムで工事をしているため、(通常は)850人の作業員が必要とされるこの路線では、誰一人として作業することはないだろう。将来的な混乱を避けるために、安全に作業を行えるポイントを作るという観点から、われわれには非常に精度の高い測定を行う必要がある。一度始まれば、もう止めるチャンスはない。工事が完了し、安全限界が明確になったときには、実用化されてイスタンブル市民へのサービスを開始する予定だ。」

■モノレール計画

ウスキュダル・チェクメキョイ線の内、ウスキュダル・ヤマネヴレル路線間にある9ヶ所の駅を5月には開業すること、そして8月30日にはこの路線を全開通させる予定であると話したトプバシュ市長は、さらに以下のように発言した。「この路線の延長路線として、さらに2つの路線についても入札を行った。全長6.9kmのハスターネ・サルガズ・タシュデレン・イェニドアン線と、全長10.9kmのチェクメキョイ・サンジャクテペ・スルタンベイリ線だ。この路線はサビハ・ギョクチェン空港まで延ばす予定だ。さらに、全長15kmのセファキョイ・ハルカル・バシャクシェヒル間を結ぶモノレールと、カヤシェヒル地下鉄の基礎工事も行われるだろう。現在、ウムラニイェからギョズテペまでの地下鉄は建設中だ。気がかりであった地下鉄計画の1路線が、インジリとギョズテペからカドゥキョイへ向かう路線だ。モノレールは、イスタンブルの交通機関にとって重要な交通機関プロジェクトだ。われわれは現在、全長87kmにもわたるモノレール計画を担っている。2019年末には、レールシステムの割合が28%まで到達する見込みだ。この大きな数値は、ロンドンやパリさえも追い越すことになる。3ヶ所の空港から都市内部へのアクセスポイントには、交通省が建設しているガイレッテペから続く地下鉄がある。しかしわれわれには、それをさらに越えるヴェズネジレルからアルナブトキョイへ、そして3ヶ所の空港へと続く地下鉄路線があるのだ。」

■これが新、あるいは継続地下鉄路線だ

【新路線】
・バシャクシェヒル・カヤシェヒル間:全長6km
・バージュラル・キラズル・キュチュクチェクメ・ハルカル間:全長9.7km
・カイナルジャ・ペンディク・トゥズラ間:全長12km
・チェクメキョイ・タシュデレン・スルタンベイリ間:全長17.8km
・ウムラニイェ・アタシェヒル・ギョズテペ間:全長12km
【継続路線】

・ドゥドゥッル・カユシュダー・イチェレンキョイ・ボスタンジュ間:全長14.3km
・メジディキョイ・カウトハーネ・マフムトベイ間:全長18km
・メジディキョイ・カバタシュ間:全長6.5km
・エミノニュ・エユプ・アリベイキョイ間:全長10.1km
・アタキョイ・バスンエクプレス・イキテッリ間:全長13km
・ウスキュダル・ウムラニイェ・チェクメキョイ・サンジャクテペ間:20km

■ウンカパヌのかわりに「スアルトゥ」トンネル

トプバシュ市長の任期中に実用化が計画されているプロジェクトの一つが、カバタシュ・トランスファーセンターだ。タクスィム・カバタシュ間ケーブルカーやカバタシュ・マフムトベイ間地下鉄、そしてベシクタシュ・サルイェル間地下鉄といった多くの地下鉄路線が、カバタシュの地下に建設されるトランスファーセンターに接続される予定だ。

また、海岸を通る道も地下に作られることになる。地下鉄はここからカラキョイ・シシハーネ間へ向かって延長され、ハジュオスマン・イェニカプ間の地下鉄路線への統合が予定されている。ウスキュダル・カバタシュ間には、歩行者用トンネルの計画が打ち出される見込みだ。トンネル内は自転車でも通行可能となるだろう。充電システム(有料)も設置予定だ。

トプバシュ市長は、以下のように発言した。「入札を行ったハリチ・スアルトゥ高速道路トンネルにより、ターリヒ・ヤルマドゥをベイオールと接続させるつもりだ。このトンネルは、海面から8.5mの深さに建設される。計6車線となる橋梁は、900mの長さになるだろう。ハリチ周辺には、新しい娯楽施設や緑地が作られる予定だ。また、ペルシェンベ市場の地域は、新たに整備されることになる。アタテュルク橋(在ウンカパヌ)は撤去される。われわれの目標は、8,316台分の駐車場と100万人のキャパシティに到達することだ。そのために、24ヶ所の通過エリアと6ヶ所の長距離バス発着場を計画した。イスティンイェ・チュブクル間のフェリー路線を開通し、この区間はわずか8分で運航している。また、ボスポラス海峡とその海岸沿いにおける小型船の運航については、係留地の整備が必要であった。このため、イスティンイェとタラブヤではボートの係留地を作る計画を実行した。さらには、クルーズ船を停泊させる港の計画も上がっている。」

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:42540)