サウジアラビア:支援プログラを通じ60万人が家事代行業を求める
2017年05月11日付 al-Hayat 紙

■60万人のサウジアラビア国民が支援プログラムを通じて家事代行職を求める

【リヤド:本紙】

労働・社会開発省は、60万人を超える国民が家事代行職を得るために「支援」プログラムに登録したと明らかにした。このプログラムに登録されている事務所や派遣会社は、605社に及ぶ。インターネット上でこのプログラムを利用する国内労働者は、61411人に上ったほか、家事代行業に応募された履歴書は、4万枚を超えたという。

同省は「支援」プログラムを「派遣サービスに対する肯定的な変化の意識がある兆候である。このことは、このプログラムの一環として行われた家事代行業の労働環境の改善を目的とした先進的な策の導入によるものだ。このプログラムは、サービス供給側である事務所や企業、支援プログラムが提供する家事代行サービスの利用者、家事代行業従事者間の関係調整を通じ、国内の家事代行業の改善と発展を狙ったものだ。こうした事業は、国内外のサービス利用側と提供側をターゲットとした先端技術と電子サービスを通じて行われる」。

さらに同省は以下のように強調した。「本省は「支援」プログラムを通して全当時者の権利の保護を目指している。そのために、公正さと透明性の獲得、国内外の契約の審査を通じた不認可の事務所やブローカーの撲滅、サウジ国内の家事代行業に関するあらゆる報道や情報をサービス利用者が手に入れるための技術的な土台作り、サービス利用側と供給側間の料金徴収にかかる電子化の制御を通じた中間コストの削減が求められる」

(後略)

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( 翻訳者:長野愛 )
( 記事ID:42640 )