ハサンケイフのゼイネル・ベイ墓廟、移動される
2017年05月12日付 Hurriyet紙


バトマン県の歴史遺産ゼイネル・ベイ廟は、ハサンケイフ新文化公園に移送のため、SMTI車両に載せられた。移送作業は朝7時半に開始された。

トルコで初めて実施されるウルスダム及びHESプロジェクト文化財団保全・救出活動によりゼイネル・ベイ墓は、ウルスダム湖の予定地より運ばれ、ハサンケイフの新文化公園へと運ばれる。トルコ水道局ウルスプロジェクト第16地区責任者のアリ・フアト・エケル氏は、AA通信に行った説明で、約2年前にこの移送の計画案作成と入札が行われたと述べる。計画案の作成が終わり、廟の移送のため、建設工事が始まったと述べるエケル氏は、廟の基礎部分の改良も行われたという。
エケル氏は次のように述べた。「廟の周囲は、90センチのセメント製の枠と一体化された。90センチのセメント枠の下で、ゼイネルベイ廟の基礎部分は、地表部分で切断された。今日、1.5メートルの高さまでSPMTと呼ばれる車両にのせるため、持ち上げられた。SPTMは、この90センチのセメント枠の下に差し込まれ、ゼイネルベイ廟は、このSMTMの上に載る。約1935メートルを進み、道の反対側の新たな設置場所に、朝には移動がはじまる。」

ゼイネルベイ廟が、すでに車両に載せられたというエケル氏は、移送作業が天候に左右され、約6、7時間かかると述べた。この移動に関し、気象庁と絶えず連絡しているというエケル氏は、「もし雨がふりだすようなら、その場所で止まる。天候が回復したら、再開する」という。

バトマン県のハサンケイフ郡に建設されるウルスダムの完成により水没する650年前の建造物ゼイネルベイ廟の移送作業には、SPMT(自走式多軸運搬車)が使われている。

ゼイネルベイ廟と移動のために組まれる補助材の総重量は、1200トンである。この重量を、5機のSPMTで運ぶことができるが、念のため、6機のSPMTが用意された。多目的に使われ、どのような地面の状況でも運べるようにと設計されているこの車両のタイヤは、それぞれ独立して動き、360度回転する。

オランダ及びトルコ企業が手掛けるこのプロジェクトでは、トルコ初のこの手法で1,100トンのゼイネル・ベイ墓廟の移設作業が行われる。プロジェクトでは専用道路が整備され、移設作業は8時間で完了予定。関係者は、移設作業が継続しており、現在まで問題は発生していない、と述べた。

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(翻訳者:山根卓朗)
(記事ID:42648)