ギュレン派失職抗議でハンガーストライキの男女、逮捕
2017年05月23日付 Cumhuriyet紙


非常事態特別政令(KHK)により失職し、復職のためハンガーストライキをしていたヌリイェ・ギュルメン氏とセミフ・オザクチャ氏が捕まった。検察官の尋問ではオザクチャ氏に対し、「死を賭した断食をすることで、あなたたちにどんなメリットがあるのか?あなたがギターを弾くビデオがシェアされたようだが、シェアした人々が組織のメンバーになりうると思ったのか?」と聞かれた。

非常事態特別政令(KHK)により職を奪われてから、76日間ハンガーストライキを行った学者のヌリイェ・ギュルメン氏と教師のセミフ・オザクチャ氏は、 検察官が「死を賭した断食を行うことで何のメリットがあるのか」と問うた後、裁判官は「彼らが逮捕されないと司法の仕事に支障が生じる」という理由で、「組織のメンバーである」として逮捕された。弁護士のセルチュク・コザーチル氏は、スィンジャン刑務所に送還されたギュルメン氏とオザクチャ氏の許可なく行われる医療行為の議論について評し、「現在このような法的機会はない。まだ意識ははっきりしている」と述べた。

学者ヌリイェ・ギュルメン氏と教師セミフ・オザクチャ氏は、「仕事を、糧を、名誉を求めている」と唱え、ハンガーストライキを始めて76日目にして、召還された法廷によりに逮捕された。オザクチャ氏とギュルメン氏は、司法観察のため警察署に行き署名をしたにも関わらず、一昨日晩に自宅に向けた強制捜査ののち監視下に置かれ、裁判所で検事に供述を行った。

検事尋問の後、逮捕請求により輪番の軽犯罪裁判所に送還された。検事はハンガーストライキに関し「当ハンガーストライキが、テロ組織の革命的人民解放党・戦線(DHKP-C)により画策され、無辜の権利請求の域を出て、テロ組織の戦闘員を徴集する活動にすり替わり、ハンガーストライキが死を賭した断食活動にすり替えられ、これによって企図者の死の可能性を通じてテロ組織よる扇動がなされうる」と訴えた。

オザクチャ氏とギュルメン氏へ「ギターを弾いて歌う動画がシェアされ、あなたも気に入ったようですね、シェアした人たちが組織のメンバーになりうると思ったのか。一見、無辜の権利請求と見せているが、これらの活動の本当の目的は何なのか。我が国全体で一斉行動を行って、ゲズィ公園での事件のような活動でも始めたいのか」という質問が向けられた。

ギュルメン氏とオザクチャ氏を支援しにやってきた人びとは、警察によりまず裁判所の廊下から、さらに裁判所の前からも強制的に撤退させられた。警察が裁判所の廊下にバリケードを張ったことが注目された。

■「命令は上から来たようだ」

セミフ・オザクチャ氏は事情聴取の後、検事の決定を待っている際、「この強制捜査、逮捕するとの脅し、拘束は、彼ら検事たちがなす術がないからだ。彼らは、私たちが復職を求める権利を奪うことはできない。私たちの希望は私たちが守る。勝利の時までずっと、闘っていくつもりだ」と述べた。

ヌリイェ・ギュルメン氏も、「命令は上から来たようだ。ボビー・サンドスの言葉をいつも言っているのだが、ここでも再び言おう。世界に存するすべての武器を積み上げたとして、潰されることを拒む一人の人間の前に置くべきものは一つもないのだ。私達を、なんの証拠もないのにも関わらず、彼らは捕まえられる。しかし私たちは潰されるのを拒否し続けるつもりだ」と話した。

検事による物議をかもす問いの後、ギュルメン氏とオザクチャ氏は出廷した法廷で再び証言した。輪番の軽犯罪裁判所は、ギュルメン氏とオザクチャ氏が 『武装テロ組織のメンバーであり、武装テロ組織のプロパガンダ』を行った罪により、自身らについて5月2日に公的訴訟が行われたにも関わらず、しつこく活動をテロ組織DHKP-Cの名のもとに続けている、と主張した。

■「司法の仕事に支障が生じる」

裁判所は、逮捕理由でギュルメン氏とオザクチャ氏が「嫌疑の罪を犯したことに関し、強力な罪の疑いがある」と評価していた。そして「逮捕されない場合、司法の仕事に支障が生じ、活動の罰則期間に注意を払った場合、司法観察措置が不十分である」との理由で、ギュルメン氏とオザクチャ氏の逮捕を決定した。判決後逮捕されたギュルメン氏とオザクチャ氏は、支持者たちの声援とスローガンに見送られスィンジャン刑務所へ送られた。

非常事態特別政令(KHK)により閉鎖された現代法曹家協会会長のセルチュク・コザーチル氏は、医療行為の議論に関し「今、このような法的機会はない。まだ二人の意識ははっきりしている。これらが我々が議論しなくてもよい話題になることを祈る」と述べた。

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(翻訳者:岩田紗知)
(記事ID:42709)