チュニジア:拡大する抗議運動、治安部隊には負傷者も
2017年05月24日付 al-Hayat 紙
南部の抗議参加者を支援しデモを起こすチュニジア国民と衝突する治安部隊
南部の抗議参加者を支援しデモを起こすチュニジア国民と衝突する治安部隊

■チュニジアで要求デモが拡大、夜間の衝突で治安部隊要員が複数名負傷

【チュニジア:ムハンマド・ヤースィーン・ジャラースィー】

一昨日、パトカーに跳ねられてデモ参加者が死亡したことを受け、今日にはチュニジア南部の複数の県で抗議運動の規模が拡大した。一方、内務省は所管の治安部隊をタタウイヌ市から撤退させた。火曜日の夜から水曜日にかけて、抗議者らが治安当局の建物やパトカーを放火し、また複数名の国家警備隊員が負傷したためだ。当時、同警備隊はチュニジア南西部トズル県のハズーワ地域(アルジェリアとの国境沿い)にある国境警備拠点を襲ったデモ隊への対処にあたっていた。国境センターへの放火を図り襲ってきた者達と衝突した兵士に負傷者が出た。

ケビリ県や(南西部)トズル県の住民が数百人単位でデモを行った。タタウイヌ県の住民への支援、貧しい砂漠地域に対する開発と青年層の雇用機会の十分な供給を要求するためだ。これら南部の県でのデモは、タタウイヌ近郊のカームール地域に展開する石油とガスの採掘基地周辺に集中している。

失業者の抗議が先週末から増大したため、タタウンヌ県とケビリ県の石油・ガス採掘基地が閉鎖された。防衛大臣ファルハーン・フルシャーニーは、抗議者がエネルギー生産施設への襲撃を図れば武力を行使すると示威したが、軍は抗議をいまだ規制していない。

(後略)

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( 翻訳者:新宅涼 )
( 記事ID:42712 )