独政府、米に続き、クルド自治政府国民投票決定を批判
2017年06月08日付 Hurriyet紙


ドイツのガブリエル外相は、リビア訪問の際に発表を行い、クルド自治政府(IKBY)が「独立に関する国民投票」を行うことに関する彼の発表が大きな杞憂を呼んでいると伝えた。

ガブリエル外相は、この問題で、一方的な措置が取られないよう警告を行いうると発言し、「イラクの統一を危険にさらし、さらに国境を再び引こうとするのは正しい方法ではない。これは、アルビルと同時にバグダードにおける実際に困難で不安定な状況をさらに悪化させる」と表現した。

■相互関係

両者の対話を提案したガブリエル外相は、問題が相互関係の中で歩み寄って解決し、とりわけ混乱がさらに助長されるべきではないない、と強調した。

テロ組織イスラム国に対する闘いがいまだに勝利に至っていないと指摘するガブリエル外相は、今後の対策が共同でのみに行われるべきで、問題を共に乗り越えるこべきと強調した。

一方でガブリエル外相は、ドイツのシュピーゲル誌からのインタビューで、アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプ氏を批判した。アメリカ政府の政策の批判に関して「客観的な理由」があるとし、ワシントンで多くの分野に関してなされている政策がドイツやヨーロッパで正しいとされている政策と齟齬をきたしていると考えられると表現した。

■アメリカに打撃を与える

 トランプ氏と論争をするための材料は探していないと述べたガブリエル外相は、国際政治においてアメリカの政策によって誘発される支障がある。我々はこれらに対処することが必要なのである」と発言した。

 アメリカが国際的なつながりから抜ける場合、自らに打撃を与えることになると主張するガブリエル外相は、西側の考えが、民主主義と人権とともに国際的協力が信頼性のあるものになり、法の支配[が行き届くこと]に基づいていると強調した。

 ガブリエル外相は「アメリカが自らこの考えから身を引き、自己充足につとめるならば、その時は他の国々がアメリカの代わりとなることを望む」と論評し、これが中期的にアメリカに打撃を与えることになる、と伝えた。

■アメリカから統一イラクの主張

 アメリカ国務長官の報道官であるヘザー・ナウアート氏は、クルド自治政府の9月25日に実施予定の「独立に関する国民投票」について「我が国は、統一した、安定的な、民主的なイラクを支持している」と述べた。

 ナウアート報道官は、記者会見での質問に対し、クルド自治政府が計画している「独立に関する国民投票」に関して論評した。

 この問題を「イラクの内政問題」という言葉で取り上げたナウアート報道官は「北方にも盟友はいる。イラク中央政府内にも仲間はいる、だが何よりもまずイスラム国を敗北させるために団結すべきである。これが実現されたのち、[この話題を]話し合うことができる」と述べた。

■我々は不安を伝えた。

 「アメリカは、統一した、安定的、民主的なイラクを支持している」と表明したナウアート報道官は以下のように伝えた。

 「イラクのクルド人たちの正当な要望は理解しているし、支援している。統一を崩しうる国民投票の実施が私たちを優先事項から遠ざける件に関し、杞憂を抱いているとクルド地域の当局に伝えた。優先事項とは、イスラム国をせん滅すること、安定の確保、土地を離れた人々を帰還させること、地域の経済危機を収束すること、 地域の政治的対立を解決することである。」

 ナウアート報道官は、地域の当局がイラク政府と接触を保つことを勧めている。

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(翻訳者:前口翠里)
(記事ID:42780)