厳重体制のもとでアンカラ大学卒業式
2017年06月17日付 Cumhuriyet紙


非常事態特別政令(KHK)第120号に基づいて教員を追放されたアンカラ大学で、厳しい安全措置と警察の警備体制のもと、学生たちは学位を受け取った。

KHKによって多くの教員が追放され、ファシスト攻撃の標的となっているコミュニケーション学部では、一定の制約のなかで卒業式が行われた。卒業式は、学部のキャンパスがあるジェべズィではなく、学長施設のあるタンドアンで行われた。警察も動員された特別な警備体制のもと、仮の卒業証書を受け取った学生たちは、追放された教師の名前が書かれたプラカードを持つことは許されなかった。共和人民党(CHP)党首ケマル・クルチダオールがアンカラから始めた行進を象徴した「公正」のプラカードだけがそこにはあった。

アンカラ大学でKHK第120号に基づいて教員が追放された非常事態(OHAL)期間に、最も大きな被害をこうむったコミュニケーション学部の学生は、自らのキャンパスではなく、厳戒態勢が敷かれた学長施設のあるキャンパスで卒業式に出席した。しかし、エルカン・アイビス学長と大学理事たちの誰一人として卒業式に出席しなかった。

コミュニケーション学部の中で批判的メディア寄りとして知られるアブドゥルレザック・アルトゥン学部長が生徒と家族に向けて行ったスピーチで、追放された25人の教員と、勾留中の約160人の記者に関して触れなかったことは注意を引いた。

学生たちは、卒業式のために、追放された教員たちの名前を書いたプラカードをタンドアン・キャンパスに持ち込むことは禁止されていた。

学生たちは、大学職員から「家族の目の前で妨害が行われる」と言って脅されたという。一部の学生が準備したスローガンが書かれたカードは、大学の入り口で没収された。ある学生が用意した「良い日々を待つ」と書かれたカードも警備に掲示を許可されず、学生の「良い日々を待つのはやめよう」との言葉が注意を引いた。

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(翻訳者:章 由実)
(記事ID:42825)