マニサ兵舎で再び食中毒ー2か月間に4度目
2017年06月17日付 Milliyet紙


マニサ第一歩兵教育旅団アリフ・セイフン大佐記念兵舎で兵士500名が悪心、嘔吐、発熱等の症状により体調を崩し、病院や司令部の保健室に運び込まれた。
また、このマニサでの食中毒発生を受け、国防省フィクリ・ウシュク大臣は食品会社との契約を解消したと明らかにした。


ウシュク大臣は、兵士72名が入院しているが危機的な病状の兵士はいないと語り、現在、経過観察中の兵士も命の危険にさらされている者はいないと付け加えた。

国防省フィクリ・ウシュク大臣はマニサ第一歩兵教育旅団アリフ・セイフン大佐記念兵舎で、夕食後に多数の兵士が嘔吐と悪心の症状で病院へ運ばれたことについて、「この夜の夕食時、5470名の兵士が食事をし、590名がこの食事から影響を受けた。これらの兵士は保健室で初期検査と処置を受けた。病院に緊急搬送されたのは372名。現在入院中の兵士は72名。命に別状があるものはいない。集中治療室にいる兵士もいない」と述べた。

この食中毒事件発生後、陸軍のサリフ・ゼキ・チョラク司令官を伴ってマニサを訪れたウシュク大臣は、国立メルケズエフェンディ病院で治療中の兵士らを慰問し、彼らにお大事に、と声をかけた。
慰問後に行われた記者会見で同大臣は、昨夜18時、夕食時間帯に西兵舎で集団的な不調の訴えがあったと語った。また、不調を訴えた兵士らは病院に緊急搬送されたと明らかにし、次のように続けた。

「この夜は夕食時に5470名の兵士が食事をとった。この食事に影響された兵士の数は590名。これらの兵士らはすぐに保健室で初期検査と応急処置を受けた。病院へ緊急搬送されたのは372名。現在も入院中の兵士数は72名。命に別状のある者はいない。集中管理下にある者もない。まだ51名が用心のため、病院に残っている。特に西兵舎では兵士40名が心のため、治療下に置かれている。」

フィクリ・ウシュク大臣はこの事件について、詳細に調査の必要があるとし、「まったく食事に口をつけていないというにもかかわらず、不調を訴え病院に行った兵士もいる。「スープを飲みジャジュクを食べただけ」と訴えて来た者もいる。メニューにあるスープ、チキン、ピラフ、ジャジュク、それにデザートを「全て食べた」と病院へ行った者もいる。このため、こうしたすべての証言を慎重に検討しており、現在必要な検査対策等があれば対応する」と発言した。

事件が発覚するとすぐ、訴えがあるかないかという時点で、敷地内で医療救急隊(UMKE)のトリアージ用テント2つが設営されたと説明したウシュク大臣は、軍医3名、看護師14名、衛生スタッフ7名に加え、保健省からも医師15名と保健スタッフ51名が任務にあたらせたと説明した。

■「命に別状のある兵士はいない」

ウシュク大臣は、市民保健所職員による臨時調査によれば、水にはなんの問題もなかったことが明らかになっていると強調し、次のように続けた。

「現在、経過観察目的で病院に残っている兵士がいること以外に深刻な問題はみられない。集中治療下にある者もいない。また命に別状のある者もいない。昨日、東兵舎で兵士69名から不調の訴えがあり、この69名のうち62名は同じ隊の兵士だった。我々はこの点を重要視している。今日13時30分以降は病院や保健室に残っている兵士は一人もいない。この食事以外の要因が原因かもしれないということで、担当者が調査をしている。」

■食品会社との契約解消

ウシュク大臣は、5月23日に発生し、兵士1名が死亡した悲しむべき事件についても情報を明らかにした。

「5月23日に発生し兵士1名が死亡した事件は我々を悲しませた。この事件に関しても、発生当日は5820名の兵士が同じ食事を食べていた。食事に影響を受けた兵士数は1047名。病院に緊急搬送された兵士は209名。この209兵士全員に念のため、点滴が行われた。保健省と軍部隊で行った調査の結果、解析でサルモネラ菌が検出されたことが確認された。この検査後にも共和国検察による調査が始められた。国防省として我々も(食品会社との)契約解消を決断した。現在公式手続きを進めている。現時点では、事件で命を落としたヒュスニュ・オゼル兵士にアッラーの思し召しを祈る。現在まだ集中管理治療下にある兵士がいる。彼らにもアッラーのご加護による一刻も早い回復を祈っている。」

■最初の発表はマニサのギュヴェンチェル県知事から

マニサのムスタファ・ハカン・ギュヴェンチェル県知事はマニサ第一歩兵教育旅団アリフ・セイフン大佐記念兵舎での食中毒疑いに関し、「夕食後に嘔吐、悪心の訴えがあり、およそ300名の兵士が病院で、200名が司令部内の保健室で治療を受けた」と述べた。
また同県知事はAA通信への発表で、兵舎での食中毒疑いについて正確な情報を発表するには時期尚早であると語った。

各病院への新規の搬送や搬入は減少していると語る同県知事は、「夕食後に嘔吐と悪心の訴えでおよそ300名の兵士が病院で、200兵士が司令部内の保健室で治療を受けた。この体調不良の原因と診断については現在公式発表を行える状況ではない。検査結果を待っているところだ」と話した。

■20名逮捕

この事件後、供給元の食品会社幹部と調理スタッフ合計20名が取り調べの逮捕された。捜査が続いていることが明らかになっている。

■2か月間で4度目の食中毒

一方、5月23日にはマニサ第一歩兵教育旅団で1049名の兵士が食中毒でに病院に搬送され、ヒュスニュ・オゼル歩兵が命を落とした。この食中毒事件から4日後の5月27日には、クルクアーチ軍警察司令部歩兵教育連隊においても食中毒事件が発生し70名の兵士が病院へ搬送されている。そして昨日、マニサ第一歩兵教育旅団フェッティン・チャルバトゥル将軍記念兵舎でも再び69名の兵士が病院で治療を受け、全員が翌日には退院している。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:原田星来)
(記事ID:42830)