ギュレン派ジャーナリスト裁判、ナズル・ウルジャク初公判
2017年06月20日付 Hurriyet 紙


フェトフッラー・テロ組織(FETÖ)のメディア組織に対し行われた捜査で逮捕されたメフメト・アルタン氏とナズル・ウルジャク氏が初出廷した。拘留中のアフメト・アルタン容疑者は未だ出廷しようとしない。

7月15日のクーデタ未遂事件後FETÖのメディア組織に対し行われた捜査で逮捕されたナズル・ウルジャク氏、アフメト・アルタンとメフメト・アルタン兄弟を含む17人の容疑者の公判が始まった。イスタンブル第26重罪裁判所で行われた6月19日の公判で初めてナズル・ウルジャク氏は弁論を始めた。ウルジャク氏の弁論を中断させた裁判所は、公判を本日6月20日に延期していた。

■私の利得は世俗共和国のおかげだ

6月20日に行われた公判で弁論を続けたウルジャク氏は、すべての利得は世俗共和国のおかげであるとし、「私のアイデンティティは神政主義的なクーデタに適っているか?フェトフッラー・ギュレンがトルコ共和国のトップになることなどどうして求めよう?私はイランの体制の女性のように生きることを受け入れるか?宇宙のイマームと呼ばれる人物に従っていると思うのか」と述べた。

■「ハカン・フィダンが証言していたら政府はどういう状況に陥ったか」

2012年2月7日に国家諜報機構(MİT)のハカン・フィダン事務次官が証人として呼ばれたことについて言及したナズル・ウルジャク氏は、「ハカン・ フィダンが証言していたとしたら政府はどういう状況に陥ったか?私はこのことを考えた」と述べた。文民化に賛成であるというウルジャク氏は、「文民がMİTのトップに就く方が、軍人がトップに就くよりよい」と述べた。

ウルジャク氏は、バルヨズ裁判に関しても話し、「私の話したことは計画セミナーについてだ。計画セミナーは無許可で行われた。アイタチ・ヤルマンもこのことを著書で批判している。今あなたたちは私をクーデタのことで批判している。計画セミナーで発せられた発言を見なさい。すべては陰謀であったという。陰謀が行われたは別問題だ。中には重要でない記録もあったが、重要な記録もあったのだ」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:42842 )