テセッチュル・スタイルはここが変わった!
2017年06月25日付 Hurriyet 紙


ファッション業界で独自路線を展開するムスリム女性用のテセッチュル(非露出ファッション)デザイナーらが、2017年の方向性を打ち出し、近代的な要素をもちながらもはるかに美しいデザインで、女性達がスタイルをイメージすることに貢献した。堂々としたモデルは、各ブランドの今年のトレンドを纏い、コレクションの第一線に登場する華やかな見本そのものとなっている。

1. 新ファッションで目を引くことの一つは、女性らのテセッチュル・スタイルが、正しい着こなしとして定着したのと同時に、シンプルさが、キラキラと目のくらむような魅惑さが独自のデザインとってかわられた。

2.ゴージャスさ、エネルギッシュさ、優美さ、スマートさ、そして華やかさをミックスした組み合わせにの全体には、女性の着こなしを刷新する自信と幸福感が息づいている。

3. おしゃれに振る舞うというだけではなく、テセッチュルを好むすべてのグループで、そして装いで同じ傾向が目に付く。かつては露出しない女性にとって装いの選択肢やモデルには限りがあった。しかしここ数年で、世間を驚かせた豊かなコレクションやファビュラスなデザインがその状況を変化させた。

4.例えばフェラージェ(ロングコート)はもはや暗く単純な色づかいから遠く離れ、それとは正反対に、袖や裾には細かい光るディティールが施され、自然なふんわり感を取り入れたやわらかい色づかいとなった。

5. 神秘的でエキゾチックな雰囲気をもった潮流も、スカーフの結び方のテクニックにより、非露出ファッションの豊かさにインスピレーションを与えている。かつては露出しない女性にとって装いの選択肢やモデルには限りがあった。しかしここ数年で世間を驚かせた豊かなコレクションやファビュラスなデザインが登場し、あらゆる意味で刷新が目の前に並ぶ様々なブランドの新しい顔であり続けている。

6.ファッションの風はテセッチュル女性のために吹き続けている。この風は、さえずり、はばたき、光り輝いて、積極的に露出を抑えたカラフルなモード路線で、これが私の装いだ、いちばん上品なのは私のだ、と言う人々のクローゼットを豊かにするモデルとデザインで2017年夏シーズンの幕を開けた。

好印象を残すスタイル路線でデザインされたテセッチュル・ファッションは、この夏、ドラマティックな軌跡を展開している。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:42871 )