復職求めハンガーストライキ118日目―ギュレン派パージ
2017年07月05日付 Cumhuriyet 紙


拘束されている教育者のヌリイェ・ギュルメン氏とセミフ・オザクチャ氏のハンガーストライキは118日目に達した。ヌリイェ・ギュルメン氏が酷い腎臓痛に苦しむ一方、セミフ・オザクチャ氏は腎臓、筋肉と首の痛みが深刻になっている。

教育者たちの復職を要求してユクセル通りで会見を行おうとした支援者たちは、警官隊によって引きずり回され逮捕された。社会学者ヴェリ・サチュルク氏の 「ひどく腕を痛めている。私を離せ」という叫びが虚しく響いた。ハンガーストライキを43日間行っているエスラ・オザクチャ氏は、118日間ハンガーストライキ中の夫セミフ・オザクチャ氏とシンジャン第一F型刑務所で一昨日に面会した。エスラ・オザクチャ氏は、セミフ・オザクチャ氏の腎臓に痛みがあり、髪の毛と体毛が抜け落ち始めていて、首もとても痛み、筋肉痛も酷くなっていて、最近二日間は彼に新聞が四紙渡されたと述べた。

ヌリイェ・ギュルメン氏も健康状態が悪化していると述べたエスラ・オザクチャ氏はギュルメン氏が腎臓痛に苦しんでいて、特に右腎に酷く痛みがあると話した。エスラ・オザクチャ氏は、「ヌリイェ氏は弁護士たちに腹部にかなりガスが溜まっていると説明したようだ。そのため気分がとても悪いらしい。また毎日同じ時間に体が熱を帯びるそうだ。これに加えて針で刺されているような感覚にも襲われるらしい。しばらくこの痛みが襲ったあとで急におさまるという」と言ってギュルメン氏が弁護士たちに腕を使えることができる喜びを口にしていると話した。夫であるセミフ・オザクチャ氏には電話をする権利があると言うエスラ・オザクチャ氏は、ユクセル通りで一昨日にヴェリ・サチュルク氏への暴力的な干渉で彼が肩を怪我したことについて夫のオザクチャ氏がとても悲しんでいると述べた。

■コピーして張り付けろ司法め

弁護士のセルチュク・コザアチュル氏は、ソーシャルメディアを通じてギュルメン氏とオザクチャ氏の逮捕令状をシェアした。ギュルメン氏とオザクチャ氏の犯罪の 日付が2016年7月15日と記載されていることに反発したコザアチュル弁護士は、「持って行けこのコピーを、張り付けろ、裁判で思い知れ!本当のクーデター犯を見つけたといって喜ぶがいい」と言った。エスラ・オザクチャ氏はというと「逮捕令状で明らかに事実に反する記述が見受けられます。もっと以前の書類からカット・コピー・ペーストをしていて犯罪の日付でさえ修正の必要性を感じていないのです」と返答した。

■「正義のためにここにいる」

拘束されている教育者のヌリイェ・ギュルメン氏とセミフ・オザクチャ氏を解放し復職させることを要求してユクセル通りに集まった支援者らに対しすぐに警察の介入が始まった。非常事態令(OHAL)の被害者であるヴェリ・サチュルク氏が、会見を始めた時警察の介入は激しいものになった。警官隊の罵声に反発した周りにいた仲間たちは、「ヌリイェとセミフは孤独ではない」というスローガンを叫んだ。催涙ガスを浴びた活動家たちの「病院に連れていってください。呼吸が出来ません」という叫びにたいしても警官隊は何も答えなかった。43日間ハンガーストライキをしているエスラ・オザクチャ氏は、ツイッター上で「明らかに公道の真ん中で、警察車両で拷問が行われている!人間の尊厳は拷問に勝る!私たちのユクセル(尊い)の抵抗万歳」と反発を示した。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:42924 )