トランプ米大統領「アメリカの行政システムには問題がある。皆、非協力的だ」
2017年06月26日付 Hamshahri 紙
トランプ米国大統領は、大統領に対する共和党と民主党の非協力的な態度を批判しながら、この国の統治システムには問題があると述べた。
ジャマーラーン・ニュースによると、トランプ大統領はFOXニュースTVチャンネルの独占インタビューで、同国の統治システムを批判しながら、同様に同国二大政党の民主党と共和党の相互不和についても非難した。
FOXニュースTVチャンネル司会者ピートは、共和党の医療保険政策について大統領に質問した。「大統領ご自身の医療保険政策に対するもっとも大きな障害物は何でしょうか?民主党、マスコミの虚偽報道、それとも情報漏洩でしょうか?」
同大統領の答えは、以下のようであった。「根本的な問題は、統治システムにあると見ている。システム全体を見渡すと、非常に悪い事が現在起こっていることがわかる。問題の一つは、共和党と民主党が互いに反目していることだ。私は彼らに胸襟を開いたのに、何も起こらなかった。民主党と共和党は互いに敵意を抱くほどに対立している。この問題は長い間続いてきたものであり、今後も続いていくだろう。例えば、医療保険制度改革が挙げられる。なぜ民主党と共和党は誰もが喜ぶような結果に辿りつかず、互いに攻撃し合うだけなのか私には理解できない。反目しあっていることばかり耳にしている。私はこのようなことを今まで聞いたことがない。」
アメリカ大統領は、続けて次のように述べた。「チャック・シューマー民主党上院議員を思い出してごらんなさい。彼は医療保険政策を批判して粗探しするだけで、自分では何の提案もアイディアも出さなかった。彼は、その内容が何であるのか理解しないまま法案を批判していた。ただ法案が通ることに抵抗して喋っていただけだ。これにはぞっとする。民主党の関心事といえば、互いに『さあ、みなさん!私たちと団結して抵抗しましょう!』と声を掛け合うことだ。たぶん少しは、見掛け上の妨害になってはいる!だが、こんなことは、アメリカ国民のためにならない。」
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( 翻訳者:YF )
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