ヤイラ(高原)開発、5つのモデル―TOKI
2017年07月07日付 Hurriyet 紙


リゼのアイデル・ヤイラ(高原)で、5つの保護決定に反して不法建造物が建てられており、集合住宅局(TOKI)は都市開発プロジェクトの履行のために5つのヤイラ・モデルを用意している。履行されるモデルでは、最高でも3階建ての平坦な建造物が想定されている。

このことに関して、チャムルヘムシン市長のAKP(公正発展党)所属、オスマン・ハシムオール氏は、アイデル・ヤイラの開発計画を練り直すために、交通海事通信省、文化観光省、治水省、環境都市整備省、TOKI、リゼ県、チャムルヘルシン市が参加する議定書が用意されていると述べた。

ハシムオール市長は、この議定書に関係するすべての組織の権限はある意味ではTOKIに移ることになり、またアイデル・ヤイラ開発において望まれる基準に合った観光・運輸センターを創設するための調査を開始したと明らかにしたうえで、以下のように述べた。 

「一堂に会した地元市民と共同作業を行った。地元市民も、アイデル・ヤイラ開発を好意的に見ている。この努力が我らの国家におけるお手本になることを望んでいる。アイデル・ヤイラの現状に関して我々は懸念を抱いてきた。あまりにも拙速で無計画なプロセスだった。この無計画なプロセスは、アイデル・ヤイラの自然構造を壊し、また観光にも大きな害を及ぼすと見られていた。一刻も早い、アイデル・ヤイラに対する計画的かつ健全な投資が必要だった。4省とその関係組織による共同作業によって、開発プロジェクトの入札が行われた。アイデル・ヤイラ開発はX線検査を行い、地質学的な調査を完了した。TOKIは建築設計と計画に関する調査を開始した。5つの建築会社が別々に調査を行っている。ヤイラ高原開発に関する5つの異なるモデルが提示される。このうち3つが除かれ、2つの会社とそれらの会社がヤイラ高原開発に適用する計画が残る。地権者に損害を与えることなく開発が行われ、アイデル・ヤイラは新たに生まれ変わる。高層建築物は建造されない。平坦な建造物が建てられる。家々は1階建て、ホテルとペンションは基礎・地上階・そしてその上の2層で構成される。新たなアイデル・ヤイラ開発モデルにより、アイデル・ヤイラに無害な建造物をもたらすことになる」  

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( 翻訳者:神谷亮平  )
( 記事ID:42937 )