7月15日クーデター殉職者記念行事、各県で
2017年07月13日付 Milliyet 紙


FETÖによる2016年7月15日のクーデタ未遂に対しトルコ国民が雄々しく抗ってから一周年、81の県で記念式典が行われる。エディルネ県からカルス県まで全国で7月15日から7月16日にかけた深夜0時13分にすべてのモスクでセラー(サラー)が詠まれ、都市広場では民主主義の番をすることになっている。 国民は犠牲者を追悼し、民主主義的夜警を務めることで国民の意思をいかに全うするのかをもう一度全世界に示す。全国でアナトリア通信社(AA)は7月15日の夜の事件を物語りつつ、歴史に残る写真が乗せられた「AAのカメラから~国民の意思の高まり展~」を開く予定である。

トルコ国民の一致・団結を標的としたフェトフッラー主義テロ組織(FETÖ)の2016年7月15日クーデタ未遂に対するトルコ国民の雄々しい戦いから一周年、81の県で式典が行われる。

式典では7月15日の犠牲者を追悼し、「国民の団結と同胞の行進」が行われ、民主主義の夜警をする予定である。去年トルコ国旗を掲げつつ通りに出て広場一杯に集まり、クーデタ犯に対抗した国民は、今年も全国で民主主義的警護を行うことで国民の意思をどう全うするのかを再び全世界に示すことになる。

81の県でアナトリア通信社(AA)が7月15日の事件を語り、歴史に残る写真を展示する「AAのカメラから~国民の意思の高まり展~」を開く予定である。

全国で行われる7月15日殉職者追悼式典は県ごとに以下のように行われる。

■イスタンブル

式典は7月15日にイスタンブルのアジア側で18時30分に国民団結マーチで開会する予定だ。マーチ参加者が20時に式典が行われる7月15日殉職者橋に到着するよう計画されている。

式は20時35分にトルコ軍楽隊のショーの後、大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンが21時15分に犠牲者の近親者や負傷者らとともに広場を訪れ、そこに継続する予定である。ここで21時30分にコーランを読誦し、集団の祈りを行った後、22時5分に7月15日のドキュメンタリー映像が上映される。

大統領レジェプ・タイイプ・エルドアンによる22時30分の式典会場での演説が行われ、23時15分に250名の犠牲者の名前が読み上げられ、聖火が灯される。7月15日殉職者橋で23時30分に殉死の場の開幕式が行われる。その後、イスタンブル広域市にあるサラチハーネで映像を建物に投影する形で、「ビデオマッピング」を用いた映像が公開される。

トルコでセラーを詠んだ後、大統領エルドアンの呼びかけで0時13分に民主主義の番が始まる。

(後略)

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( 翻訳者:市野太音 )
( 記事ID:42968 )