シリア:米露ヨルダンによる南東部での停戦合意を受け、「不穏な取引」が相次ぐ
2017年07月14日付 その他 紙


■ダーイシュの細胞摘発に注力するシャーム解放委員会の拠点(イドリブ市紡績工場)で自爆テロが発生し、戦闘員30人が死傷(2017年7月12日)
イドリブ県では、ARA News(7月13日付)によると、イドリブ市近郊の紡績工場で男性1人が自爆し、同工場に進駐していたアル=カーイダ系組織シャーム解放委員会の戦闘員12人が死亡、18人が負傷した。 『ハヤート』(7月 ...
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■米主導の有志連合は7月12日、ダイル・ザウル市近郊、ラッカ市近郊などで19回の空爆を実施(2017年7月13日)
米中央軍(CENTCOM)は、7月12日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を実施、このうちシリア領 ...
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■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年7月13日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ラタキア県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも5 ...
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■ジュネーブ7会合:反体制派はデミストゥラ国連特別代表が示した新憲法起草などを骨子とする原則文書にほぼ同意(2017年7月13日)
ジュネーブ7会議が開催されているスイスの首都ジュネーブにある国連本部で、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表が、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団と今ラウンド3回目とな ...
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■シリア軍はラッカ県の交通の要衝ラサーファ交差点からヒムス県の交通の要衝スフナ市に向け南進(2017年7月13日)
ラッカ県では、シャームFM(7月13日付)によると、シリア軍はタブカ市南部の交通の要衝であるファサーファ交差点からヒムス県東部の交通の要衝スフナ市に向けて進軍、ラサーファ交差点南方のビール・アターウ村、ビール・ザナーティ ...
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■イランの支援を受けるイラク人民兵がヒムス県南東部の砂漠地帯で支配地域を拡大(2017年7月13日)
ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月13日付)によると、イラン革命防衛隊の支援を受けるイラク人民兵組織のヌジャバー運動とイラク人民動員隊が、イラク・シリア・ヨルダン国境が接する県南東部の砂漠地帯に位置するウンム・ラ ...
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■米軍の支援を受ける反体制武装集団はスワイダー県東部、ダマスカス郊外県東部でシリア軍拠点を破壊・制圧(2017年7月13日)
米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する東部獅子軍のサアド・ハーッジ広報局長は、クッルナー・シュラカー(7月13日付)に対 ...
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■米軍の支援を受ける反体制武装集団の司令官がシリア軍事情報局幹部と握手(2017年7月13日)
クッルナー・シュラカー(7月13日付)は、米国の支援を受ける「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室(自由シリア軍砂漠諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)を主導する東部獅子軍の司令官の一人と目されるアブー ...
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■シャーム解放委員会メンバー2人の殺害をめぐって、シャーム自由人イスラーム運動と共闘するシャームの鷹運動との緊張高まる(2017年7月13日)
イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月13日付)によると、ザーウィヤ山に近いハントゥーティーン村でシャーム解放委員会メンバー2人が遺体で発見された。 これを受け、シャーム解放委員会とシャームの鷹運動(シャームの鷹旅 ...
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■アル=カーイダ系組織シャーム解放委員会はメンバーによる背教宣告(タクフィール)を禁じる(2017年7月13日)
アル=カーイダ系組織のシャーム解放委員会の総司令部はハーシム・シャイフ氏の署名入りで布告第6/17号を発し、メンバーによる背教宣告(タクフィール)を禁じる旨告知した。 同布告によると、今後はシューラー評議会所轄のファトワ ...
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■ヨルダンは反体制派に対し、ダルアー県のナスィーブ国境通行所でのシリア国旗掲揚とシリア政府職員による管理を要求(2017年7月13日)
AKI(7月13日付)は、シリア南部の軍消息筋の話として、ダルアー県のナスィーブ国境通行所をめぐる当事者間の交渉のなかで、ヨルダンが反体制武装集団に対して同通行所と隣接する免税地区で「革命旗」(委任統治領シリアの国旗)で ...
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■マティス米国防長官:レバノンのハリーリー元首相を暗殺したのは、シリアでもヒズブッラーでもなく、イラン(2017年7月13日)
ジェームズ・マティス米国防長官は、2005年2月14日にレバノンの首都ベイルートで発生したラフィーク・ハリーリー元首相暗殺事件に関して、イランが関与していたことが明らかになったと述べた。 マティス国防大臣は「ハリーリー元 ...
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■ラッカ市内でYPG主体のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年7月13日)
ラッカ県では、ARA News(7月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主体のシリア民主軍がラッカ市ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続けた。
http://syriaarabspring.info/?p=39489

■フランスのマクロン大統領はトランプ米大統領とシリア・イラク戦後ロードマップを策定することで合意「アサド退陣を前提条件とせずに、すべてのテログループを排除することが主な目標だ」(2017年7月13日)
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、パリを訪問中のドナルド・トランプ米大統領と会談し、シリア、イラク情勢への対応などについて協議した。 会談後の記者会見でマクロン大統領は、シリアとイラクの戦後のロードマップを策定す ...
http://syriaarabspring.info/?p=39491

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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:42970 )