ロシアとウクライナの企業や銀行に対する広範囲のサイバー攻撃
2017年06月27日付 Hamshahri 紙
ロシアとウクライナの企業や銀行が広範囲にハッキングされ、いくつかのサーバーがダウンさせられた。
ロシアのアル・ユウムを引用したアル・アーラムの報道によると、ロシアとウクライナの石油、通信、金融企業がランサムウェアPeytaへの感染ターゲットにされた。
ロシアの石油企業もまた、同社のサーバーが広範なハッキングをうけているとセキュリティ機関に訴えたことを発表した。
キエフにあるウクライナ最大の空港や、同国のいくつかの企業や銀行もまたハッキング攻撃にさらされた。報告は、政府のコンピューターがハッキングによりサービス提供できないことを示している。
【世界の大企業に対するランサムソフトによる一斉攻撃】
またBBC は、「サイバー攻撃の範囲は、ウクライナへの攻撃が始まる数時間前に、ほかの国にも感染を広め、アメリカ、ノルウェー、インド、フランス、イギリス、ロシアやデンマークに到達していた」と報じている。
BBCは、信用ある大企業の多くが攻撃対象とされ、自社のコンピューターのスクリーンショットによりハッカーからの身代金要求を受けているとも報じている。
この攻撃の最大の目標は、ウクライナであった。ウクライナでは、国営の一般家庭向け送電会社やキエフの主要空港、同国首都の主要な機関が攻撃対象となっている。
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( 翻訳者:YA )
( 記事ID:42989 )