ベシクタシュで紀元前4000年期の遺跡出土
2017年08月17日付 Hurriyet紙


ベシクタシュの地下鉄駅建設現場で、先史時代のものと推定される新石器時代に属する遺跡が出土した。イスタンブル考古学博物館によって続けられている採掘で姿を現し、今から6000年前に遡ると推定される出土は、イスタンブルのボスフォラスで初めてのことだという。

イスタンブルで建設が続くカバタシュからベシクタシュ、メジディイェキョイを経てマフムトベイへ繋がる地下鉄線のベシクタシュ駅の採掘中に、19世紀及び20世紀のものと推定される遺物が見つかった。本紙オメル・エルビル記者の報道によると、「文化財産保護機構はそこにあった建造物の基礎遺跡をその場で保護する必要性はないと判断し、科学イラスト(SI)を描き、登録を行った後に撤去することを決めた。博物館管理局の監督のもと、考古学的採掘が続行された。

■全く新たな発見

この採掘は実はイスタンブルと特にボスフォラスの歴史に光を灯す、全く新たな情報をもたらした。博物館考古学者の慎重な研究の結果、新石器時代のものと推定された遺跡とその建物の周囲に、イェニカプ考古学採掘事業であったような円形に作られた墓が見つかったのだ。イスタンブルのボスフォラス周辺で初めてというこの情報は、考古学を興奮させた。イスタンブルにとって全く新たな発見である。ちょうどイェニカプのバイラムパシャ川周辺にあるように、ウフラムル川周辺でも新石器時代の建造物が存在した。イスタンブルの紀元前6500年から紀元前3000年代の間の空白期間が、ベシクタシュでの発見でもって埋められうると述べられた。より深く探ることで、先史時代に属する非常に重要な情報に到達されうると現段階でも言えるだろう。イェニカプ駅とウスキュダル駅で入手された歴史的情報に、今日ベシクタシュ駅から新たな情報が加わった。

■紀元前4千年

新石器時代に関してトルコで最も重要な専門家であるメフメト・オズドアン氏が、現場を調査する機会があった。オズドアン氏はこれが間違いなく新石器時代の発見であることを強調し、イスタンブル考古学博物館館長のゼイネプ・クズルタン氏が偉大な成功を収めたと述べた。以前よりこの種の採掘が閉ざされていたことに注目していたオズドアン氏は、「イェニカプでの発見の後、イスタンブルの歴史には空白ができた。我々の知らない時代があったのだ。今、この空白をベシクタシュで埋められるだろう。信じられないほど興奮している。ベシクタシュの様なイスタンブルの中心であったことは素晴らしい発見だ。円形の建造物はトラキヤに見られる典型的な様式だ。鉄器時代までこれを確認している。紀元前4000年のものであると私は推定している。発見が続くにつれ、推測は確証を得ることになるだろう。」

写真を解釈した考古学者のネジフ・バシュゲレン氏も次の様に語る。「黒海とエーゲ海、地中海世界をつなぐ重要な水道であるボスフォラスにおいて、今日まで先史時代に属する居住地の跡が出土していなかったことは、ベシクタシュ地下鉄の採掘の重要性を高めている。以前にはイェニカプ、フィキルテペ、ペンディキ、ヤルムブルガズ及びアーチルでの発見が、イスタンブルの文明の歴史という観点から極めて重要な価値を持っていることを示した。ベシクタシュ地下鉄の採掘で表れ始めた円形の遺跡は、調査を要する興味深い発見だ。マルマラ地方には伝統的に円形の建造物があったことから見ても、ブルサ・ウルバト湖のアクチャラルにあるアクトプラクルク丘の新石器時代に属する村落遺跡は興味深いものである。イスタンブルの中石器時代と銅器時代の間の空白を満たすかもしれない。」

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(翻訳者:山村 弥)
(記事ID:43249)