シリアにPKK関連新武装組織発足―トルコを標的に
2017年08月20日付 Hurriyet 紙


テロ組織PKKのシリアでの組織YPGの屋台骨を構成するSDG内に新たな組織が発足した。組織は発足を宣言した発表でトルコを脅迫した。

テロ組織PKKのシリアでの組織PYDを率いるシリア民主軍(SDG)の体制内に「革命軍」と名づけられた新武装組織が発足した。ヴォイス・オブ・アメリカの報道によれば、シリアのシャハバ地域で発足したこのグループの目的は、「地域の安全と独立を守るため」と報じられた。また「オスマン主義の入植者をこの国から放逐すると約束する」という言葉でトルコを脅迫した。

組織の指揮官の一人、ヘサム・ヒロド司令官は、組織発足を発表した式典でのスピーチで次のようにトルコを脅迫した。

「シリア戦争は7年目となった。我々はさまざまなテロ組織による支配と専制を目の当たりにしてきた。しかしながら、最終的な決断は常に、誇り高いシリア人や愛国的な反抗者が下してきた。今日、クルドやアラブ、トルクメン系と、多用な民族出自に属する、若く自由なシリア人からなる新しい武装組織を発足したことを宣言する。この組織は、我々の国を壊滅させする者どもや、我々に辛酸を舐めることを余儀なくさせた者ども、そして我々の国を占領しようと数千もの国民を殺した者どもと闘う。特にここ最近の数ヶ月は、トルコ軍が北アレッポの村々の多数を空爆し、いまだに攻撃が続いている。反体制派勢力は、手の中にあるすべての可能性を使ってテロ攻撃に立ち向かいシリアを防衛すること、そしてオスマン主義の入植者を国から一掃することをシリア国民に約束する。魂を犠牲とした我らが英雄達の仇討ちを行う。彼らが安らかに眠ることを祈る。万歳、民主主義シリア」

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:43269 )