トルコの浪費具合
2017年09月03日付 Milliyet紙


関税貿易省によって出された「浪費の具合」分析において、トルコ国民の貯金をしている割合は14%にとどまり、スマートフォンを使用し ている割合については、84%であった。

関税貿易省からの書面による発表によると、省によって行われた「消費者の浪費具合分析」という名の調査は、7つの地域から26都市の市街地で18歳から69歳の間の1,650人を対象に面談形式で行われた。

調査では、特に毎年断食月に頻繁に話題になるパンの消費に関してもデータを示した。トルコ国民の66%が毎日パンを購入する中、96.8%が包装なしのパンを消費していると発表された。包装なしのパンを購入している人は、一度に平均3個のパンを購入しており、包装ありのパンを購入している人は一度に平均1.7包みを購入しているとも発表された。

調査では、社会の8.6%がパンを捨てている傾向があり、1週間で1人当たり226グラムのパンが消費されずに捨てられていると示された。そして、パンの浪費を防ぐための啓発活動を増加させる必要があると報告された。

調査では、トルコでスマートフォンの使用は、84%に達していることに着目し、14.7%が普通の携帯電話を所有しており、携帯電話を持っていない人々は1.5%であった。

調査では、スマートフォンの所有者の7%が1年に1台、17%が2年に1台のスマートフォンを買い替えており、平均してスマートフォンの買い替え期間は、3.2年に1回であったと強調された。

■自動車所有者の10%が2、3年で車を変えている

調査によると、トルコの27%が車を所有していることに着目し、自動車所有者の10%が2、3年で車を変えており、平均すると変更期間は6.2年に1回と見られていると発表された。

貯金をしている人の割合はというと14%に留まることに着目し、世間の56%が収入不足が理由で、26%はというとローンがあるため貯金できないと発表された。

調査では、新聞、本、雑誌のためにお金を使うのは57%にとって必要と捉えられている中、タクシーの使用、無意味な消費、外食、旅行、文化芸術に関してお金をかけるのは不要な支出と見られていると発表された。

■節約は健全な成長に

関税貿易省の大臣ビュレント・テゥフェンクチは、テーマに関して論評を行い、トルコの成長に向けて、節約が健全な成長の必要条件であると述べて、節約というと単に金融分野で行われる貯蓄ではない。同時に浪費的な消費も控える必要があると強調した。

テゥフェンクチ大臣は、ホテルのオープンビュッフェから台所のパンまでトルコ国民が「お客が来たら」という不安があったとしても、家に大めにパンを置いておこうという共通認識がある社会だと強調した。さらに、「この社会のホスピタリティーを示しているが、他方で浪費の門も開いている。特に、パンを取っておく条件には注意する必要があり、浪費を妨げるよう必要なだけ買うべきである。同様に家で使用している電気と水についても節約をする必要がある」と述べた。

テゥフェンクチ大臣は、必要性のあるものを考えて、それに合わせて行動することを望んでおり、トルコで少ない資源がさらに大事に扱われることによって、子供たちと若者たちに生活の全ての分野で浪費を避けて節約をすることを学ばせる必要があると述べた。

調査を分析すると、スマートフォンについても、衝動的な消費の醜さであると述べて、「必要以上に、モデルに執着している。このことも同時に浪費を招いている。将来の世代のために浪費はやめるべきである。健全な成長に必要なことを実現するべきである」と述べた。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:43330)