新カリキュラムに「反動」要素多々
2017年09月07日付 Cumhuriyet紙

イスメト・ユルマズ国民教育相が「実現された最も民主主義的で、科学的で、現代的なカリキュラム」と評した、議論の余地のある新たな教育プログラムには、憲法と2001年に改定されたトルコ民法に反する多くの要素が見受けられる。

「預言者ムハンマドの生涯」の授業プログラムの中の、結婚と家族生活の単元に「家長は男性である」と明記される中、[2001年の]新トルコ民法では「夫は集団の長」という表現は16年前に取り消されている。女性が働くには夫からの許可を要し、女性の務めを「夫を助け、家事をすること」と表現した規定もトルコ民法では廃されている。

■女性:夫の補佐

2004年の憲法改正でもって、「女性と男性は平等の権利を有する。国はこの平等性を実現する法的責任がある」と規定された。2001年に公布された新トルコ民法でもって、旧法に記載されていた「夫は集団の長」という表現が取り消された代わりに「夫婦はお互いに、共同生活を営む過程で、家族の必要を絶えず賄うため共に協力し合う」と規定された。トルコ民法の「結婚の一般条項」と題した部分の一般理由では、「平等性を確保するために当時施行中の法律の「夫は集団の長」という条項が取り消された。こうして、住居の選択同様に家族の意思決定においても夫婦は等しく決定権があると認め、互いが協力して家族生活を営むという原則を認める」と述べられた。

同授業プログラムで母親の務めでは、「夫には気を遣ってふるまい、家庭と子供を世話する必要がある。忍耐強くかつ足るを知るべきであり、浪費を慎まなければならない。イスラムは、男性が課された責任を履行する場合、女性も夫に従順であることを望み、またこの従順さを神への務めとみなしている。家族において子供達を育み、躾けるのは総じて母親によって実現される。家族の中で男性が仕事をし、家族に対し良く振る舞い、女性も夫の心を和ませ、尊敬と従順を示すならば、家族の中で秩序と調和が得られる」と説いている。

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(翻訳者:山村 弥)
(記事ID:43351)