シリア:米国はロシアと「支配地域交換」に合意、これを受け南東部で支援を続けてきた武装集団にヨルダンへの撤退を正式要請、武装集団側はシリア民主軍を「敵」とみなす
2017年09月12日付 その他 紙


■ロシア軍によるダイル・ザウル県ブーライル市(ダーイシュ支配下)空爆で民間人34人が死亡(2017年9月10日)
ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(9月11日付)は、ブーライル・ニュースの情報として、ロシア軍戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)支 ...
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■米主導の有志連合は9月10日、ラッカ市などに対して34回の空爆を実施(2017年9月11日)
米中央軍(CENTCOM)は、9月10日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。 それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して78回の空爆を実施、このうちシリア領 ...
http://syriaarabspring.info/?p=41574

■ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは3件の停戦違反を、トルコ側は7件の違反を確認(2017年9月11日)
ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月11日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ハマー県1件、クナイトラ県1件)確認したと発表した。 またトルコ側の監視チームも7件(ダマスカス県・ ...
http://syriaarabspring.info/?p=41576

■ロシアのショイグ国防大臣は国際社会に対して避難民への人道支援と難民帰還に向けてこれまで以上に取り組むよう呼びかける(2017年9月11日)
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表宛てに書簡を送り、シリア国民を支援するために国際社会の取り組みを集中させる必要があると呼びかけた。 ショイグ国防大臣は書簡のなかで ...
http://syriaarabspring.info/?p=41578

■ダルアー県の変電所から電力供給停止、その理由をめぐり情報錯綜(2017年9月11日)
ダルアー県では、SANA(9月11日付)によると、反体制武装集団がヒルバト・ガザーラ町にある変電所を砲撃し、施設が利用不能となった。 一方、クッルナー・シュラカー(9月11日付)は、シリア政府所轄のダルアー県電力局が、西 ...
http://syriaarabspring.info/?p=41580

■シリア軍はダーイシュとの戦闘の末ハマー県東部のマスウード村を制圧(2017年9月11日)
ハマー県では、SANA(9月11日付)によると、シリア軍が県東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、マスウード村を制圧した。
http://syriaarabspring.info/?p=41582

■イスラーム軍とラフマーン軍団がアル=カーイダとの協力関係をめぐって非難の応酬(2017年9月11日)
ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けるイスラーム軍は声明を出し、同じく同地で活動を続けるラフマーン軍団に対して、アル=カーイダ系組織のシャーム解放委員会との関係を絶つとした合意を順守するよう求めた。 そのうえで、24 ...
http://syriaarabspring.info/?p=41584

■YPG主体のシリア民主軍はラッカ市の70%をダーイシュから解放(2017年9月11日)
西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主体のシリア民主軍司令官の一人ルージダー・ファラート氏は、ANHA(9月11日付)に対して、ラッカ市の70%をダーイシュ(イスラーム国)から解放したと発表した。 ...
http://syriaarabspring.info/?p=41586

■ロシアのラヴロフ外相「サウジアラビアはシリア危機を解決しようとしている」(2017年9月11日)
ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣はヨルダンを訪問し、首都アンマンで国王アブドゥッラー2世、アイマン・サファディー外務大臣と会談した。 複数の消息筋によると、会談では、シリア情勢への対応について具体的な協議がなされた模様 ...
http://syriaarabspring.info/?p=41588

■米国はロシアとの「支配地域交換」に合意し、タンフ国境通行所一帯の反体制武装集団のヨルダン撤退を正式要請(2017年9月11日)
ANHA(9月11日付)、『ハヤート』(9月12日付)は、米国をはじめとする有志連合各国が不法占拠し拠点化しているヒムス県タンフ国境通行所一帯からヨルダン領内に退去した複数の戦闘員の話として、米国(CIA)、サウジアラビ ...
http://syriaarabspring.info/?p=41591

■ヒムス県砂漠地帯からの撤退を米国に要請された革命特殊任務軍は、米国が後押しするYPG主体のシリア民主軍を「敵」とみなし、ダイル・ザウル県で独自にダーイシュと戦うと主張(2017年9月11日)
ヒムス県タンフ国境通行所を拠点化する米国の支援を受ける反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室、自由シリア軍諸派、「土地は我らのものだ」作戦司令室)の一つ革命特殊任務軍の司令官ムハンナド・タラ ...
http://syriaarabspring.info/?p=41593

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( 翻訳者:シリア・アラブの春顛末期 )
( 記事ID:43373 )