正規輸入の25%に相当する密輸が横行、内15億ドルは禁制品
2017年07月02日付 Jam-e Jam紙


 政府の公式発表によると、密輸燃料の総額は、2013年[イラン暦1392年]の70億ドルから2016年[イラン暦1395年]には6億ドルまで減り、密輸燃料が90%減少したことを示している。

 本紙取材と密輸・外国為替不法取引撲滅本部の発表によると、燃料部門において、国内5種の助成対象製品(灯油、重油、天然ガス、ディーゼル燃料、ガソリン、液化ガス)[の密輸品]の流通と消費が日量7千万リットル以上減少し、2013年の日量平均消費2億4千7百万リットルから、2016年には日量平均消費が1億7千6百万リットルとなっている。

 全ディーゼル輸送車両の燃料消費は、輸送計画書に基づく燃料割り当て制度の実施により13年の日量平均燃料消費量5千4百万リットルが、16年には日量平均4千2百万リットル以下となり、日量1千2百万リットルの減少を経て、一層の実績を積み重ねている。

 また密輸・外国為替不法取引撲滅本部の報告によると、製品部門において16年に密輸された製品は、許可品目及び輸入制限品目の110億ドル(1.21兆円)弱と禁輸製品(アルコール飲料、衛星受信装置など)の約15億ドル(1650億円)分に大別される。そして6億ドル(660億円)相当の密輸出が行われており、その量は極めて多量であり、正規輸入品の25%にあたる密輸品が国内に流入していると認めざるを得ず、これは国の経済を不安定にし、国内生産と雇用の創出と持続を脅かすものである。

 さらにこの発表によると、13年から16年までに外国為替や物品に限らず発見された密輸品の量は増加しており、その金額は13年の9千億トマーン(294億円)から、14年1兆8千億トマーン(590億円)、15年5兆5千億トマーン(1802億円)、昨年14兆6千億トマーン(4783億円)へと増加している。

 警察本部は、16年に1100の密輸組織の解体し、1億トマーン(328万円)以上の密輸事件の65%削減に成功しており、着々と実績を積み重ねている。

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(翻訳者:YA)
(記事ID:43382)