エルドアン・プーチン会談ーシリア・イラクで合意
2017年09月29日付 Hurriyet紙


タイイプ・エルドアンとロシアのウラジミル・プーチン両国大統領の大統領府での重要な会議で、イラクとシリアの領土保全が議題に上がった。エルドアン大統領は「国民投票後の微妙な時期に、特にイラク地域政府のより深刻な失敗を防ぐ必要がある」と述べた。一方、ロシアのRIA通信に話したあるロシアの外交筋は、アンカラがモスクワの調停を求めていると主張した。

 ロシアのウラジミル・プーチン大統領は、北イラクで議論が続く中、昨日アンカラへの重要な訪問を実現させた。夕方にエセンボア空港に到着したプーチン大統領は、すぐに大統領府へ向かった。エルドアン大統領は、プーチン大統領を儀礼用の階段で公用車の前で迎え入れた。エルドアン大統領とプーチン大統領の直接会談は一時間四十分にも及んだ。エルドアン大統領がプーチン大統領を歓迎する仕事をしながらの食事の代わりに、代表団間会合が予定に入れられた。代表団間会合は1時間かかった。会合の後、二人の大統領はメディアの人々の前に現れ説明をした。エルドアン大統領は、会合の内容について要約すると以下のように伝えた。

■エルドアン大統領:イラクとシリアの領土保全について合意した

 「二国間での関係を強化し続けることは、我々にとって喜ばしいことである。二国の通商規模は、今年の初め七ヶ月に22%増加し、喜ばしいこととなった。今年ロシアの観光客は、昨年に較べ大幅な増加を記録した。

 また、今日イラクとシリアを含めた地域問題にも取り組んだ。我々は、イラクとシリアの領土保全の問題に関して同意した。最近、残念なことに我々の地域はよりもろくなってきている。国民投票後の微妙な時期に、特にイラク地域政府のより深刻な失敗を防ぐ必要がある。

 我々は、最近行われたアスタナ会議の結果を扱った。イドリブ非紛争地域に実効性を与えることに向けた作業の推移を、今後のプロセスを、関係者がこの仕事に一層しっかりと取り組むことを決めた。シリア紛争を政治的に解決する事に向けた、共通の意思と密接な関係性を今後も続ける点で相互の決意を今一度確認した。」

■プーチン大統領:親友であるエルドアン大統領のおかげである

 プーチン大統領はというと、会合でのことを以下のように述べた。

「我々は親愛あるエルドアン大統領と誠実かつ建設的な形で、包括的に、二国間問題とシリア危機の解決について講ずべき共同の措置を調整するよう検討した。九月中旬にアスタナで実施されたシリア会議で至った合意、つまり4つの非紛争地域の設置を実行することに関する共同活動の点で合意した。あらゆる困難にも関わらず、我々は重要な成功にサインした。この成功は親愛なるエルドアン大統領の試み、意思のもとに可能となった。流血の戦いが止められ、テロリストたちが完全に一掃され、人々が平和な生活に戻すための重要な条件が明らかとなった。イラクで行われた独立に関する国民投票を検討した。我々の原則的態度は、ロシア外務省の説明で伝えられた。特に、シリアでの危機の解決の点で軍事・諜報機関間での交流が活性化されることについて同意した。[天然資源に関する]トルコ・ストリームに関する作業は、必要な際に予定に沿って進行している。アックユ原子力発電所の最初のユニットをさらに短時間で建設し、始動させるために我々は動いている。ロシアの観光客の数に関しては11倍に増加した。我々は、商業と投資の前にある障害を取り除くために奮闘し続けるだろう。特に農業分野において、禁止や制限がほぼ全面的に取り除かれた。」

■ロシア通信による「調停役」の報道

 ロシアのRIA通信に話したあるロシアの外交筋は、アンカラがモスクワに調停役を求めていると主張した。外交筋がもたらした情報は以下である。

「四つの非紛争地域のうちの一つであるイドリブがトルコに管轄とされることが計画された。だが、トルコの治安部隊が、隣国の領土で形成されるこの地域で駐留するには、シリアの正式な政府の許可が必要である。したがって、まさにこの許可の問題について、トルコはロシア政府にシリア政府との間で行う会談で調停役となることを要望していたのである。」

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(翻訳者:前口翠里)
(記事ID:43470)