パレスチナ: アッバース大統領が入植地での襲撃事件を非難
2017年09月29日付 その他 紙

■パレスチナ:マフムード・アッバース大統領、エルサレムでの事件を非難する

【ラーマッラー:本紙】

28日、マフムード・アッバース大統領は、パレスチナ人の青年ナミル・ジャマルによる3人のイスラエル人の殺害を非難した。26日、青年はエルサレムにほど近いイスラエル人入植地ハール・アダール入口にて今回の事件を起こした。

パレスチナ自治政府の公式メディア『Wafa』によると、パレスチナ政府指導部報道官アブー・ラディーナは以下のように述べている。「アッバース大統領は、今回の事件を含め、暴力行為とその根源が何であれ、全ての暴力行為に対し常に非難的な立場に立っている。」

また、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、27日、トランプ政権の外交交渉の特別代表ジェイソン・グリーンブラット氏との会談の際にパレスチナ人が今次の事件に対する非難を拒絶したことについて、遺憾の意を示した。

ナミル・ジャマルは、エルサレムの北西に位置するイスラエル人入植地ハール・アダールの入り口で、複数のイスラエル人兵士を襲撃した。この襲撃によって、兵士が3名死亡、4名が負傷した。襲撃の後ナミルは、他の兵士が発砲した銃弾によって死亡した。

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( 翻訳者:佐藤モエ )
( 記事ID:43472 )