トルコ国軍の支援をうけ自由シリア軍、イドリブ侵攻
2017年10月08日付 Hurriyet紙


トルコは、ロシアとイランが合意に達したシリアの非戦闘地域のためにボタンを押すとともに、トルコ国軍(TSK)の支援を受けた自由シリア軍(ÖSO)がイドリブに侵攻した。ÖSO は、まずシリア側のバーブ・アル・ハヴァ国境門の支配権を確保した。衝突の長期化と安全上の理由によって、人道支援がこの地域に届けられないことは、新たな移民の波の危険性も同時にもたらした。赤新月社と災害緊急時対策庁(AFAD)は、起こりうる移民の波に対し対策を始めた。

シリアのテロ組織でアル・カイダと繋がりのあるアル・ヌスラ戦線の後継組織であるヘイェト・タフリール・アル・シャーム(HTŞ)とアハラール・アル・シャームの支配下にある、トルコと接するシリアの町イドリブに、自由シリア軍(ÖSO)が侵攻した。トルコが支援するÖSO部隊は、集団で(トルコの)ハタイ県レイハンル郡にあるジルヴェギョズ国境門と、ユーフラテスの盾作戦でテロ組織IS(イスラム国)が一掃されたアアザーズ地域から、イドリブに向けて侵攻した。トルコで訓練を受けたÖSO部隊の最初の仕事は、ジルヴェギョズのシリア側にあるバーブ・アル・ハヴァ国境門となった。トルコ国軍(TSK)の支援を受けたÖSO部隊は、ヘイェト・タフリール・アル・シャームとアハラール・アル・シャームの部隊の支配下にある国境門を短期間で掌握した。ÖSO部隊はその後、イドリブ中心地に向けて進む一方、国境のセキュリティはTSKが掌握した。

■国境は民間人通行不可

衝突とÖSO部隊とトルコ軍が通行するため、レイハンル郡のジルヴェギョズ国境門とシリア側のバーブ・アル・ハヴァ国境門は、民間人の通行が禁止された。

■新たな移民の波の懸念

イドリブには、200万人以上の住民に加え、アレッポをはじめとするシリアの他の都市から内戦によって移住してきた100万人以上の難民もいる。難民キャンプに滞在する難民たちへの支援は、トルコを経由してもたらされている。衝突の長期化と、治安の問題によって人道支援がこの地域に届いていないことは、新たな移民の波の危機も同時にもたらした。赤新月社と災害緊急時対策庁(AFAD)は、トルコに向かう移民の波に対する対策を始めた。起こりうる移民の波に対して、トルコは、第一段階ではやってくる人々に門を閉じる。これらの人々は、国境のシリア側に作られるキャンプやユーフラテスの盾作戦によって確保され安全なアアザーズ、ジャラーブルス、アル・バーブといった地域に作られるキャンプに定住させられることが目指されている。しかし大規模な移民が発生する場合は、民間人はトルコ側に入れられ、国境に近い地域に作られるテント村に定住させられる。

■民間人の国境門通過は禁止

衝突の発生とÖSO部隊とトルコ軍の通過を理由として、レイハンル郡にあるジルヴェギョズ国境門とシリア側のバーブ・アル・ハヴァ国境門は、民間人の通過が禁止された。イドリブに作られた人道支援が得られる唯一の門である国境門から民間人と支援車両団の通過に、安全上の理由により許可が与えられなかった。

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(翻訳者:永山明子)
(記事ID:43527)