パレスチナ:ハマースがファタハにガザ地区内の通行所を引き渡す
2017年11月02日付 al-Hayat紙


■パレスチナ自治政府はガザ地区の通行所を移譲される…ハマースは「憤慨」

【ガザ:ファトフィー・サッバーフ、ラマッラー:ムハンマド・ユーヌス】

「勝者」の微笑みを浮かべながら、パレスチナ自治政府高官は昨日、ガザ地区内の通行所、すなわち、エジプトに面するラファ通行所、イスラエルに面するケレム・シャロム通商通行所(ガザ地区南部)、そして同じくイスラエルに面するバイト・ハーヌーン(エレツ)通行所(ガザ地区北部)を移譲された。

とくにラファ通行所では、パレスチナとエジプトの旗、自治政府のマフムード・アッバース大統領とエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領の肖像画をくぐりぬけて、自治政府高官とエジプト治安当局使節団が満面の笑みを浮かべながら通りすぎた。一方、ハマース高官らの顏には憤りが現れ、その口元からは笑みが消えた。

自治政府責任者は一部の記念撮影を除き、ハマースの高官、治安部隊、または警察が移譲プロセスに参加するのを拒否し、このことが2007年6月14日以降ガザ地区を支配していたハマースの最初のリアクションを引き起こした。なお、これに先立って、ハマースは2006年に行われた立法評議会で大多数の議席を獲得し、圧倒的勝利を収め、自治政府とファタハの部隊は「民主的敗北」を喫していた。

自治政府とファタハがガザ地区の「正当な支配」に復帰したことに「酔いしれる」一方、ハマースのムーサー・アブー・マルズーク政治局員は自治政府のラファ通行所運営を移譲のありようを批判、Twitterにおける自身のアカウントでその方法が「無礼で、我々は合意していない」とつぶやいた。

アブー・マルズーク氏は最初となる警告メッセージで「いかなる合意も、正義と公平性を欠いており、我々が同意したものを尊重していないものは、成功として歴史に刻まれないだろう」と強調した。

(後略)

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(翻訳者:吉川真優・本間倫子・八木瑛子)
(記事ID:43687)