ユルドゥルム首相「7.15クーデターはトルコ国軍の救済」
2017年11月02日付 Milliyet紙


ユルドゥルム首相は、「7.15クーデタは我々と国と、民主主義体制へ大きな打撃を与えたが、それと同時に、トルコ国軍の救済でもあった」と発言した。

ユルドゥルム首相はトルコ国防大学で行われた始業式典で7.15クーデタ後の政府の意思決定を強調するスピーチを行った。以下がその概要である。
「クーデタ後にとられた措置の1つが、トルコ国軍(TSK)と国防省の再編だった。我々が必要な措置を慎重に講じ、今日の始業式を迎えたこのトルコ国防大学もこれらの決定の一つである。ギュレン派(FETÖ)の裏切り行為の規模は日が経つほどに明らかなものになっている。

7.15クーデタでこの組織に加えられた損害と人的被害、軍事学校学生の損失から直ちに回復し、先ほど学長が私に伝えた情報によると、クーデター前は軍事学校の学生、軍士官学校の学生、下士官と学校関係者の総数は軍警察、GATA(ギュルハーネ軍事病院)、沿岸警備隊を除いて9,828人であった。今日この数字は9,832人である。即ち人的面での不備はまったくなくなり、欠陥は埋められた。これらに軍警察、GATAの学生、沿岸警備隊を加えれば、以前の1万6千人規模に戻ったと言える。我々が1年以内に望んでいた目標を達成できたことは7.15クーデタという大きなトラウマ後での大きな成功である。

この構造改革は今後も継続される。我々は、我が軍の将校と下士官に最高の知識と実践を身に着けさせることを目指している。これに必要なあらゆる選択肢と実行能力が、政府によって提供される。

堕落したトルコ国軍の裏切りがもたらした大きな影響は日々明らかになっている。御覧なさい、7.15クーデタ後の任命を見れば、何が起きたか分かるだろう。イスタンブル県知事、空軍士官学校司令官、トルコ国営放送(TRT)イスタンブルラジオ放送局局長、空軍士官学校連隊長、イシュ銀行総裁、空軍士官学校校長、これらを新たに任命した。士官学校教官の任務はクーデタを起こし、国の機関を掌握することだろうか?今回のクーデタと同様の脅威が再び我が国で起こらないかどうかは我々の団結にかかっている。

トルコの戦略的地位を考えた時、トルコの軍需産業と抑止力の双方を充足できるような措置をさらなる速度で継続することが不可欠である。」

■トルコ国軍はこの組織から救済された

「7.15クーデタは我々と我が国、そして民主主義体制への大きな打撃となったが、同時に軍のギュレン派からの解放にもなった。」

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(翻訳者:本岡篤也)
(記事ID:43710)