タクスィム広場・新アタテュルク文化センター構想、発表
2017年11月07日付 Milliyet紙
http://www.milliyet.com.tr/yeni-akm-nasil-olacak--yeni-proje--icerigi-ve-tum-detaylar-mola-5459/
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数年の間待ちわびていた時がやってきた。アタテュルク文化センターがついに再建設されるのだ!エルドアン大統領は、タクスィムで再建設されるアタテュルク文化センター(AKM)のプロジェクトを明らかにした。新AKMの外観は建築物として旧AKMに似ている。

エルドアン大統領は、世界で一番大きく最も音響の良いオペラハウスのうちの一つになることを目指した新AKMプロジェクトを発表した。私たち皆、画面に釘付けになった。

旧AKMの建築家ハヤティ・タバンルオール氏の息子、ムラト・タバンルオールによってデザインされた新AKMの建物は、2019年の1~3月頃に完成するようだ。せっかちな私たちにとっては「長〜い時間」のように感じるが、まばたきをする間のように一瞬で過ぎるだろう。少々の辛抱です!

エルドアン大統領は、「ザ・エリートではなく全国民が演目を鑑賞するような場になるでしょう。2,500人がホールの内部で鑑賞する一方、外では巨大スクリーンで国民の皆が鑑賞する機会も設けます」と話した。私の知っているAKMで上演された劇、オペラ、バレエなどはすべて国立劇場に属するもののため、『ザ・エリート』以上に『普通の人びと』が通っていた。チケットは極めてリーズナブルな価格で販売されていた。2000年代頭、3トルコリラ(TL)でエディプ・ジャンセヴェル氏の『Ben Ruhi Bey Nasılım』という劇バーションを見たことを覚えている。私はエリートではなく、通俗的な貧乏学生であった。あぁ、私は間違っていたようだ。神よ、 本当に私でさえもエリートであったのだ!

■新AKMには何が入る?

・AKMは一つの建物ではなく、大きな複合建築群になるだろう。総面積は10万㎡。
・巨大なサロンは2,500名収容となるだろう。デザインは赤のドームの形だ。
・AKMに追加される建物の屋根は緑で環境に優しいだろう。この建物群には、劇場、会議場、映画館があり、885台収容の駐車場ができる予定だ。
・劇場は800人収容、会議場は1000人収容、映画館は282人収容、シアタールームは250人収容の予定。
・外にいる人々は巨大スクリーンで演目を鑑賞することができる。
・最上階にはボアズの景色が一望できるレストランが開店する予定。
・タクスィム広場の交通渋滞はなくなるだろう。

■AKMのショートヒストリー

劇場として1946年に計画され、タクスィム広場に建設されたAKMは、建築家オーギュスト・ペレ氏によって建設された。

イスタンブル文化宮殿という名称で1969年にサービスを開始したセンターは、1970年にある劇の最中に発生した火事の結果使えなくなった。修復を経て1977年に再び芸術愛好家の人々に開放された。

保護委員会の決定で建物がある土地は1993年に「街の保護地区」に、建物自体も1999年に「保護指定文化財」として登録された。

文化観光省の要請によってサカルヤ大学が2007年作成した、建物の鉄筋コンクリート耐力システムの強度に関する報告書で、強化が必要であることがわかった。

イスタンブル2010年ヨーロッパ文化首都エージェンシーによって調印された議定書により2009年に修理と改修の入札が行われた。

行われる作業は、委員会によっても承認されているにもかかわらず、イスタンブル第9行政裁判所が、同年中に訴訟案件の保護委員会の決定と、付属の予備プロジェクトの取り消しを決定した。

これを受けて、センターが現状のまま保存されること、補強のみすること、修理と改修をすることに関するプロジェクトが作成された。文化観光省によって2012年に「イスタンブル・アタテュルク文化センターの補強、修理・改修工事」という名の入札が行われた。

建物で解体作業が完了してから、イスタンブル工科大学の建築学科によって行われた調査の末、損壊が見込まれることに関する報告の後に、2013年5月23日に101321号の省令により工事は差し止めの決定が下った。

■芸術達の評価

新AKMの公聴会のため、大変多くの著名人がハリチ会議センターに集まった。
プロジェクトの建築家、ムラト・タバンルオール氏は、「思うに、ここは賑やかなイスタンブルの新たな中心地になるでしょう」と話した。

公聴会の後にオルハン・ゲンジェバイ氏は、「私はセンターの名前は変わるだろうと思っていた。しかし変えないということで嬉しい。 そもそも、名前は変えてくれるな、と言うつもりだった。トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT)とドキュメンタリーを作成した。変えないということを知る以前のことだが『建物の名前はAKMのままにしておくべきだ』と私はいっていた。今はとっても嬉しいよ。」

■建築家たち:AKMは文化的遺産であり、解体できない

AKMの解体に建築家会議所は反感を示している。会議所所長エユプ・ムフジ氏は、「AKMを解体したままにしておくのも、取り壊すのも罪である」と話す。AKMが文化遺産であり、取り壊すべきではないとするムムジュ氏は、建物が元の形に沿って再建されることが必要だと考えている。

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(翻訳者:西山みなみ)
(記事ID:43720)